概要
仮面ライダーガイが使用する、ショルダーガード型の召喚機。作中に登場するものとしては初となる、「スーツと一体化した」タイプの召喚機でもある。
赤い一本角が目を引く、ガイの左肩アーマーそのものが本体であり、カードスロットはその前面に設けられている。ベントインの際には、カードデッキからアドベントカードを引き抜き、カバーが開いた状態のスロットに投げ込む形で挿入。再度カバーを手で閉じることで、読み込まれたカードの効果が発動する。作中での描写から、カードスロットのカバーはカードを引き抜くのと連動して、自動で開くものと見られる(※)。
角の部分も単なる装飾ではなく、鉄塊を粉砕できるほどの強度を有していることから、強烈なショルダータックルを繰り出す武器としても活用できるが、こちらも作中では使用されずに終わった。
(※ 初変身時にメタルゲラスを召喚した際、カバーを開かない状態でカードを引き抜いているのが確認できる)
備考
スーツの構造上、他のライダー達とは異なりガイはバイザーに手が届かないため、ベントインのシーンを撮影する際にはスーツアクターだけでなく、
- 「(カバー開閉のための)ピアノ線を引っ張る係」
- 「スーツアクターの身体を支える係」
- 「カードを抜く係」
の、実に計4名もの人手を要していることが関連書籍にて語られている。