「ヴフフフフフフ この星に俺と戦える生命体がいたか！いいだろう！我々の侵攻に抵抗してみろ」
概要
CV:内山昂輝
暗黒盗賊団ダークマターの幹部にして最上位戦闘員の1人。災害レベルは「竜」。本拠地である超巨大宇宙船の外の見張りを担当する異星人。
5つの頭部と人格を持ち、必要に応じて自由自在に分裂･合体が可能。基本的には5体すべてが合体している時が1番強い。また、本人の言葉によると5つの人格は100余年連れ添っているという。
S級ヒーロー4人を相手に互角以上の戦いを展開できる実力の持ち主。身体も伸縮自在で、単純なパンチやムチ状の攻撃の他、腕をハンマーや刃などを模した変形をさせて攻撃をする。その破壊力は何重もあるコンクリートの壁を残らず貫通させ、A級ヒーロー中でも上位の実力者であるイアイアンの腕を一瞬で持っていくほどであり、常人ならばかするだけでも致命傷になりうる。
また、彼の最大の特徴として核（コア）を破壊されない限りは死なない不死身の肉体を持つ（コアは人格1つにつき1つずつで、計5つある）。しかもこのコア、常に定位置に存在するわけではなく、体内を自在に動き回っているため、コアの存在に気付けたとしても位置を特定するのは困難である。しかし、「粉微塵な状態からの時は、必ずコアを中心に且つ頭部から再生される」という明確な隙もある。
作中での活躍
作中においては、直前に出現した天空王一味を瞬殺。直後に対峙したイアイアンも圧倒し、S級ヒーローのシルバーファング、アトミック侍、金属バット、ぷりぷりプリズナーと交戦した。
1対4ということもありほぼタコ殴りのような状態ではあったものの、持ち前の不死身の肉体によって上手く受け流し、味方のゲリュガンシュプと連絡を取りながら戦うなどの余裕を見せつけていた。
しかし、金属バットによってコアの存在を知られると状況は一変。コアを集中的に狙われるようになり、次第に劣勢になっていく。彼らを一斉に始末しようと事前に示し合わせた砲撃も戦慄のタツマキによって防がれてしまう。やっとの思いで当てたシルバーファングへの一撃も、相手の肩こりが治っただけであり、その隙に瞬く間に攻撃を叩き込まれた挙句最後のコアを破壊され、完全に消滅した。
S級ヒーローたちの前に惜しくも敗れ去ってしまったが、最上位戦闘員の中では唯一サイタマとの接触を避けられたおかげで、戦闘シーンに恵まれたおいしい役回りであった。
関連タグ
セル(ドラゴンボール)：ジャンプ漫画における、コアを破壊されない限り不死身である者繋がり。ただし、セルとは違いコアの位置を自在に動かせることがハッキリしている。
