概要
日本航空(JAL)とともに最大の規模を誇る全日空(ANA)が1969年5月のボーイング737-200全日空初号機受領から1989年3月まで旅客機に使用した塗装。
白色を基本カラーに水色のラインが機体の横と上部に3本引いたうえレオナルド・ダ・ヴィンチの設計によるヘリコプターをロゴとして描いた尾翼に伸び、「ALL NIPPON AIRWAYS 全日空」という企業名を機体に描くスタイルをとる。
以後、全日空で使用されるボーイング737やボーイング727、ロッキードL-1011トライスターなどに使用されたが、上記の通り1989年3月、当該機の退役とともに廃止された。
2009年12月1日の創立記念日、社員の発案により、国内線仕様のボーイング767-300JA602をモヒカンジェットに復刻、羽田―宮崎線・鹿児島線を中心に運用されたが、2014年8月11日の羽田空港発、岩国空港行きのNH638便をもって運航を終了、台北の整備工場で通常塗装に変更された。
なお、スカイブルーと水色をシャープに引いた現行のトリトンブルーは1983年6月のボーイング767-200からはじまっっている。