概要
株式会社キュービックが企画、株式会社ファニームービーが制作で送るSNS参加型ショートアニメ。
主人公であるモモ(サムネ左側)とウメ(サムネ右)の日常を描いた物語。
プロデューサーは内田真之介氏。
当初は「薬剤師編」をシリーズで制作していたが、後に設定を一新し、不動産編、地下アイドル編etc…と単発シリーズが作られる。
その後OL編で路線が固まり、以降はOLのあるあるを主軸にストーリーが描かれている。
2021/7/01の動画をもって、リニューアルの為、一時的に新エピソードの配信は停止されていた。
その後、「モモウメ学園」という新シリーズが展開されることと登場キャラクターを担当する声優が発表された。視聴者からは「新しいシリーズ楽しみ」という声が多かった反面、新キャラはともかく、モモの声が職業声優である金田朋子氏に代わることに対して「もしかしてOL編も・・・?」と不安を覚える視聴者も存在していた。
その不安を的中させるかのようにOL編のリニューアル情報も解禁されたが、ウメの声も金田氏と同じく職業声優である飯塚雅弓氏に変更になることが判明し、古参の視聴者からは「学園は新シリーズだからともかく、OL編まで変えないで」という意見が多数寄せられていた。
声優変更の理由を要約すると今まではファニームービーの社内スタッフがモモとウメの声を当てていたが、コンテンツの拡大に伴って制作会社を変更する必要が出てきてしまったので、声優を変更する事になったとのこと。
その声優変更騒動が収まる気配を見せぬ中、今度はHuluにて実写ドラマ化されるという情報が解禁される
ファンの予想の斜め上を行く急すぎる展開に「アニメとドラマは別だから・・・」や「キャスティングがキャラクターのイメージと合っていて楽しみ」という声もあったが、古参のファンやリニューアル以前の声が好きというファンからは「ついていけない」「コンテンツが大きくなって層が広がるのは歓迎だが、やはり寂しい」「アニメが実写化されてヒットしたためしがない」「ファンがモモウメに何を求めているのか運営が理解しようとしていない」などの批判の声もかなり上がっていた。
もっとも学園編に対する反動か、多くの視聴者の予想を裏切り、ふたを開けてみればドラマについては「学園よりよっぽどちゃんとモモウメしている」や「キャラに対する演者のクオリティが高い」など(もともとHuluでのみ視聴可能な作品なので)大ヒットとは言えないまでも概ね好評なようであった。
リニューアルから大炎上へ
一連の流れを経て、ファンと運営制作陣の間でモモウメに対するスタンスの差、モモウメというコンテンツに対する双方の考え方の違いから生じた溝が埋まらないまま、満を持して(?)モモウメ学園の第1話が配信されたが、やはりというべきか、ある程度予想されていたことではあるが低評価が高評価を1.5倍ほど上回り、コメント欄も批判が大半を占める、という惨憺たる結果になった。(担当声優について批判する声はほぼ見られず、制作側の姿勢に対する当たりが強いものとなっていた)
その影響を受けたためかどうかは不明だが、第1話の配信から1カ月近くもの期間を空けて、ようやく配信された第2話に至っては、配信から1週間たたずに低評価が高評価の約4倍という「炎上商法でも狙ってるのか。だとしたら大成功だ」とコメント欄で揶揄されるほどの大炎上となってしまい、2話の内容を見て、「もうこれはモモウメじゃない」「モモウメから卒業します」と見限るようなコメントを残す視聴者も続出、今後どうチャンネルの舵取りをしていくのか運営の手腕が問われる、まさに正念場となっていた。
視聴者を楽しませるために配信した動画が逆に視聴者が離れる原因になるという悪循環が収まらない手詰まりな状況の中、2021/9/30にリニューアル後初となるOL編が配信される。内容的には従来のOL編のテイストに近かった為、学園ほど辛辣な内容のコメントは少なかった。これに手ごたえを感じたのか、2021/10/14にOL編の第二話が配信されたが、リニューアル前のOL編の持ち味や魅力を全否定、ひいては職業蔑視ととられても反論できないような内容だった為、学園を上回る大炎上となってしまった。この状況に「流石にこれはヤバい」と運営が判断したのか、配信から一週間後の2021/10/22に当該動画は非公開→削除されたが、コミュティにて発表された公式の声明には手厳しいコメントが多く寄せられることとなった。
2021/11/08に一連の騒動についてのお詫び、今後の運営方針に関する声明が公式サイト及びTwitter上でリリースされた(※)
そして現在…。
初炎上から一年近くの時を経て、リニューアルに端を発する一連の炎上騒動はようやく沈静化したものの、かつてOL編が隆盛を誇っていた頃に比べると、更新頻度・再生回数ともに明らかに減少しており(しかもリニューアルの目玉コンテンツであるはずだった学園編に至っては2話以降の更新がなく、それでもOL編は定期的に配信を続けていたが、2022/11/30のショート動画の配信を最後に新規動画は配信されておらず、運営から「諸事情により、今後の配信は不定期となる」旨がアナウンスされ、実質的に休止状態に入った)、動画のコメ欄には未だに「これじゃない」「モモウメじゃないものにモモウメを使うのはやめてください」などの意見が投稿され続けるなど、「制作側が視聴者を置き去りにして一気に手を広げすぎる運営」に走るとどうなるのか、ということの生きた見本になっているのが現状である。
後にファニームービーは2023年の12月8日、お笑いご利益アニメ「えんむす」というオフィスアニメをYouTubeで公開している。
※現在は削除されている為、閲覧不能。
キャラクター
モモ(CV:ファニームービーのスタッフさん → 金田朋子/演:伊藤沙利)
茶髪のポニーテールに名前の通り桃の髪飾りをした20代の女性。
基本的にはモモがウメに絡む形で動画が始まる。
高校生時代からイケメンとの出会いを求めているが恋愛経験はゼロ。ウメのアダルティな経験を聞くととたんに顔を真っ赤にするほど初心。
音楽の才能があるらしくピアニカとアコギを弾き、オリジナル楽曲をウメに披露することもしばしば。
2.5次元系の腐女子であり、「ワセリンの王子様」というBL作品にハマっている。
設定変更前の薬剤師編ではウメと名前が逆だった。
ウメ(CV:ファニームービーのスタッフさん → 飯塚雅弓/演:江口のりこ)
黒髪のお団子ヘアーに名前通りの梅の髪飾りをした40代の女性。
都内のバーで飲んでいると声を掛けられるなど、恋愛経験ゼロのモモとは対照的にかなりの数の出会いを経ている。しかし残念ながら報われておらず、使い捨てにされる事が多いらしい。
モモ程ではないが出会いを望んでおりイケメンと筋肉、特に二の腕の筋肉に対するフェチがある。
BLにもそこそこ興味があり、ワセリンの王子様の面白い点をモモに聞くなど予備軍である。
設定変更前の薬剤師編ではモモと名前が逆だった。
関連タグ
カウネット(商品紹介コラボがたまにある)