🗿概要
新島名物の軽石の一種「抗火石」を削って作られ、1970年代後半から1980年代前半にかけて盛んに各地(東京都内が中心)に寄贈された。東京ではメイン画像の渋谷駅近くにあるものをはじめ、蒲田駅東口にあるもの、東京港の竹芝客船ターミナルにあるものが有名。モアイと違い体の部分は作られず頭部のみの像である。決められたスタイルはなく、モアイとはかけ離れた形のものも多い。渋谷のモヤイ像のように両面に顔があるものもある。
お土産用として、手のひらに載るくらい小さなモヤイ像も販売されている。
余談
宮城県南三陸町にあるものはモヤイ像ではなく、1960年のチリ地震津波が縁でチリから送られた「モアイ」である。
モヤイ像はauの携帯電話の絵文字に採用され、のちに「Japanese stone statue like Moai on Easter Island(イースター島のモアイに似た日本の石像)」としてunicodeに取り込まれたが、いつの間にか「モアイ」の絵文字に置き換えられてしまった。