概要
1823年に第5代アメリカ合衆国大統領だったジェームズ・モンローが表明した外交方針。孤立主義ともいう。
ヨーロッパ諸国が南北アメリカ大陸に新たに植民地を持つことや政治的に介入する事を拒否し、アメリカ合衆国側はヨーロッパの問題に対して政治的・軍事的に一切関与しないというもの。
転じて、自治体などが交通などの分野で特定地域内(主にその自治体の中心部)への民間企業の参入を拒否する代わりに、その地域外では自由に展開を認める施策を『○○(地域名)モンロー主義』と言うようになった。
モンロー主義は長らくアメリカの基本的な外交方針として用いられていたが、第一次世界大戦後に第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンが国際連盟を提唱。これによりモンロー主義は終焉を迎え国際協調の時代となった。
関連タグ
- ドナルド・トランプ : 第45代大統領。アメリカ第一主義を掲げた。