ウッドロウ・ウィルソン
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うっどろううぃるそん
ウッドロウ・ウィルソンとは、アメリカ合衆国の政治家である。
生年没年 1856年12月28日~1924年2月3日
大統領任期(第28代) 1913年3月4日~1921年3月4日
フルネームはトーマス・ウッドロウ・ウィルソン。
第28代アメリカ合衆国大統領で、第一次世界大戦当時のアメリカ大統領である。第一次大戦終結後は、"十四か条の平和原則”を提唱して世界平和の実現に尽力した。この平和原則は、後に世界初の国際平和機構"国際連盟”の設立に繋がった。
ただし、南北アメリカとヨーロッパの相互不干渉を主張するモンロー主義を支持する者の多い上院の指示を得られず、議会で参加を否決されてしまったことから国際連盟にアメリカは加盟することはなかった。
しかし、ウィルソンの平和への活動は評価され、後にノーベル平和賞を受賞。徐々にアメリカが国際協調へと舵を切りモンロー主義を終焉に導くきっかけともなった。
一方、アメリカの第一次世界大戦参戦を決めたことで若者の犠牲者を大勢出したことや、戦後のパリ講和会議で日本の牧野伸顕大使が提唱し賛成多数だった人種的差別撤廃提案を拒否したり、FRBという米国の中央銀行制度にサインして、現在に続くウォール街の資本家に優位な金融制度を作った点から功績を疑問視する声もある。
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