ジェームズ・モンロー

じぇえむずもんろお

アメリカ合衆国第5代大統領。モンロー主義を提唱した人物。

生年没年　1758年4月28日 - 1831年7月4日

大統領任期(5代) 1817年3月4日 – 1825年3月4日

概要

バージニア州ウェストモアランド郡に誕生。アメリカ独立戦争に従軍し、1780年よりトーマス・ジェファーソンのもとで法律を学ぶ。

1790年に上院議員に選出。バージニア州知事としても経験を積み、外交官として1803年にフランス領であったルイジアナ買収交渉に貢献する。第4代大統領ジェームズ・マディソンの下で国務長官や陸軍長官を歴任、1817年に第５代大統領に就任。

1823年、当時ヨーロッパで盛んに進められていた植民地獲得競争にアメリカは関与しないがヨーロッパもアメリカに干渉させないという外交方針、いわゆる「モンロー主義」(孤立主義とも言う)を提唱する。この考え方は、長らくその後のアメリカ外交の基本方針となった。

先住民であるネイティブ・アメリカン(インディアン)に対しては、終始排除方針を採った。

1831年7月4日、心不全と結核で死去。