概要
国内では「K.Yairi」(ケー・ヤイリ)、アメリカでは「Alvarez yairi」(アルバレツ・ヤイリ)、ヨーロッパでは「K.Yairi Europe」(ケー・ヤイリ・ヨーロッパ)のブランドで展開。
日本国内でも長渕剛、GLAY、BEGIN、桑田佳祐、松本孝弘、矢井田瞳、エレファントカシマシ等も使用している。
木の特徴に合わせて製作工程の機械化を最小限に留めて大部分を職人が手作業で行なう工法をとっており大量生産はしていない。その代わり「永久保証」でどんなに古くても可能な限り修復するなどアフターケアが充実している。
株式会社ヤイリギター
本社は岐阜県可児市にあり、アコースティックギターとエレクトリックアコースティックギターを中心に大正琴やウクレレ、ブズーキその他のギター以外の弦楽器も製造するメーカー。
1935年、 鈴木バイオリン製造から独立した矢入儀市が、名古屋市に設立した『矢入楽器製作所』が前身。
1945年に 空襲を避けるため岐阜県可児郡今渡町(現:可児市)に移転。
1962年に、儀市の長男である矢入一男が本格的ギター作りを学ぶため渡米したことが切っ掛けで作る様になり、1965年に現在の社名変更と共に一男が社長就任。
1970年にアメリカの楽器商と提携、「Alvarez yairi」として輸出開始。この時現在の場所(可児市下恵土)に移転。
矢入一男は2014年3月5日に、多臓器不全のため81歳で死去したが、今でも楽器の製法は受け継がれている。