概要
和名 | ヤナギハムシ |
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学名 | Chrysomela vigintipunctata |
分類 | 鞘翅目 多食亜目 ハムシ上科 ハムシ科 ハムシ亜科 ドロノキハムシ属 |
体長 | 6.8~8.5mm |
成虫の出現期 | 4~7月/年1化性 |
分布域 | 日本(北海道~口永良部島)・中国・朝鮮半島・シベリア・モンゴル・ヨーロッパ・インド北部 |
赤茶色の鞘翅に20個の斑紋を持つハムシの一種。
死ぬと黄色くなる。
成虫・幼虫共にマルバヤナギやポプラなどのヤナギ科植物の葉を食べるので、柳が生える河川敷や池の周辺でよく見られる。
幼虫は土中で蛹化し初夏に羽化、その後は翌年の春まで休眠する。
テントウムシによく似ており、擬態していると考えられているが、主な天敵はテントウムシの一種であるカメノコテントウである。
日本各地で普通に見られる種だが、東京と埼玉では極めて数が少なく、都道府県別のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。