概要
ハムシ(葉虫)とは、ハムシ科に分類される甲虫のこと。
大きさが6mm前後の小さな昆虫。
全体的に見た目はシンプルなものが多いが、背面に棘状突起を生やしたトゲハムシや、縁が平板状になったジンガサハムシ/セモンジンガサハムシ、蚤のように飛び跳ねるノミハムシ、ハンミョウやコガネムシのような光沢のあるアカガネサルハムシといった特徴的な姿の種も見られる。
なお見た目からゾウムシに近いと思われていた、豆類の害虫マメゾウムシ類もハムシの一種である。
多くが草食性で葉にとり付いて食べてしまうことからの「葉虫:Leaf beetle」であり、作物名が付けられたウリハムシやイチゴハムシは農作物に大きな被害を与える害虫として知られている。
サイズが小さく害虫として知られるため、一般にあまり人気の無い昆虫であるが、外見も含め多種多様(日本だけで約780種も知られている)であるため、一部に熱心な研究者がいるといわれている。
分類
他多数