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まずこの装備の説明をする前に、この物体を手に入れるためのイベントクエスト「身も心もユラユラ」について語らねばなるまい。

「身も心もユラユラ」

「痛い、捕獲用ネットを引っ込めて! 私はユラユラじゃない! いい出来でしょ、このカブリモノ。ユラユラを近くで観察したくて作ったの。キミもカブりたい? じゃあ調査に協力してくれる?」

期間限定イベントクエストであり、討伐や狩猟ではなく収集クエスト。クリア方法は陸珊瑚の台地にいるチンアナゴのようなナマモノユラユラ」を規定数捕獲する事。

ユラユラは普通に近づくと「ピピゥッ」という鳴き声を発して地面に潜ってしまい、遠方から狙おうにもネットが地面につくよりも早く隠れてしまう程に警戒心の強い環境生物である。捕まえるにはしゃがむ(作中では「目を合わせる」)ことで通常潜ってしまう距離を越えて接近できるようになるため、しゃがんでギリギリまで近づいた後にネットをぶつける必要がある。

ユラユラの捕まえ方を知らないと古龍討伐以上にてんで苦労するが、わかってしまえば一瞬で終わるクエストである。ちなみに上位個体の「ユラユラクイーン」はカウントされない。

ちなみに依頼人は探索などでたまにフィールドで環境生物を調査している女性「情熱の生物調査員」。逢った事が無い人は一度探索をしてみるといいだろう。プケプケ装備の上に隠れ身の装衣を着ている女性がこの人である。

概要

図鑑の環境生物の説明文等で情熱的に生物の愛を語り、フィールドで様々な環境生物の情報をハンターに教えてくれる情熱の生物調査員が、捕獲に一クセあるユラユラの観察のために手と愛を尽くし、尽くし過ぎた結果、彼女自身が環境生物となってしまった結果産まれたのがこのユラユラフェイクである。

その様に驚いたハンターは容赦なく捕獲用ネットを彼女にぶつけてる事からそのクオリティの高さが見て取れる逸品である。

上記イベントをクリアする事で手に入るアイテムにシャムオスの皮などを使う事で作成可能。試着だけならイベントクリアした時点で見る事ができるが…

どうしてこうなった

ハンターの頭部を越えて見事なまでにそり立ったユラユラのカブリモノを被った自分がそこにいるのである。目元や模様、特徴的なヒレ(?)等を完璧なまでに再現している一方、口が開くと安定しないのか口元は裂けないようバッテンに縫われている。

そして、「ブヨブヨした皮」や「ゴム質の皮」を使ってないはずなのに妙にテカツカツヤツヤブヨブヨとしたその質感、ハンターを回転されると謎の物理演算でゆらゆら揺れる頭部と、妙な芸の細かさと2期団の本気が垣間見れる問題作である。

レアリティは5。

性能

見た目はどう足掻いてもネタでしかないが、その性能はネタ装備とは思えないほどにしっかりしている。

初期で46という、ウルムーやジャナフ装備を超える中々の防御力を誇り、しかもマイナスになる属性がなし、上がる属性防御には龍が含まれるなど、普通に強い

所持スキルは「広域化」のLv2。効果は回復薬等の回復アイテムを使用した場合、自分しか回復しないはずのものでも、使った時に近くに味方がいれば同時に回復させられるというマルチプレイに優しい支援効果であり、マイルーム以外では絶対に単独で行動しないユラユラの特性を強く反映している。

ちなみにLv2持ちの装備はツィツィ装備と調査団装備ことシーカーしかないため、中々にレアだったりする。

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