プロフィール
レアリティ | SSR/水着SSR |
---|---|
属性 | 風/光(水着) |
タイプ | 特殊/剣・杖(恒常)、剣・槍(水着) |
種族 | ヒューマン |
年齢 | 25歳⇒26歳 |
身長 | 175cm |
趣味 | 研究、読書、ぶどう酒の飲み比べ |
好き | 研究、レヴィオン騎士団、サンドイッチ |
苦手 | 席次のある食事 |
CV | 木内秀信 |
- フレーバーテキスト
一度は闇に堕ちた探求者は、二度と道を誤るまいと誓って祖国の復興に臨む。レヴィオンを厚く覆う黒雲──見慣れた風景を見上げるその瞳の奥に、暗く揺蕩う覚悟を孕んで。
概要
同社が提供しているカードゲームアプリ『神撃のバハムート』から出張(バハ組)してきたキャラクターの一人。
神撃のバハムートにおけるユリウスについては →ユリウス(神撃のバハムート)
『グランブルーファンタジー』では、アルベールの探す騎士団の仲間として、彼のエピソードに登場。
その後、イベント「神立、笠雲の合間に閃きて」で、その姿を現す。
2018年11月にプレイアブル化。シナリオイベント後のユリウスをキャラクター化したものとなっている。
レジェンドガチャで恒常版は『リターナースタッフ』獲得で、水着版『テンタクルジャベリン』獲得で仲間になる。
水着版は「神立、笠雲の合間に閃きて」から1年以上経過した時系列で登場。まさかの光属性での実装となった。「まさか」の理由は後述する。
水着版に関していえば『アルベールが職務ばかりで倒れそうな気配がするので、たまには休暇を与えたい』(意訳)というレヴィオン王からのお願いに加え、無人島でのバカンスがしたいというユリウスの要望もあって、こうなったらしい。何故かターザン辺りを連想しそうな水着ではあるが…。
(更なる詳細が気になる方は、フェイトエピソードを各自参照のこと)
容姿
ウルフカットをそのまま伸ばしたような髪型で、後ろ髪は腰の辺りまでの長さ。髪は暗めのピンク。
青い上着の上にアルベールと同じ赤いマントを羽織っている。
人物
レヴィオン王国騎士団に所属していた研究者。王家に連なる公爵家の嫡子でもある。
騎士団長のアルベールとは友人であり、ユリウスは彼を「親友殿」と呼ぶ。
作中での行動
レヴィオンの秘宝であり、星の民の遺産でもある「天雷剣」と「星の零涙」を研究し、星の民の技術を得ることが、レヴィオン王国のこれからのために役に立つと信じており、何度も国王に研究の許可を求めていた。しかし国王は騎士団を発展させることしか眼中に無く、次第にユリウスは焦燥と疲労から「星の零涙」に封印されていた人に寄生する星晶獣の声に苦しむようになる。それでも彼は国と親友のためにすんでの所で理性を留めていた。だが、アルベールが迷った末に「天雷剣」で「星の零涙」を破壊した途端、星晶獣が解放された事でユリウスを完全に乗っ取りレヴィオン王を殺害。その後「星の零涙」は「星の眼」となって城と王国中に雷電を浴びせ「天雷剣」をアルベールに預けたまま姿を消してしまった。その後アルベールはユリウスを追い王国を出奔する。
しかし、実はユリウスからはじき出された『善』の心の一部が残留意識となって城中を彷徨っており、そこへグランサイファーごと墜落し皆とはぐれてしまっていた主人公とルリア、ビィの前に姿を現し、ルリアはそこから『ユリウスに寄生している星晶獣を吸収し、その意識を再び身体に戻せば彼は助かるかもしれない』と考える。合流したアルベールにも自分と話しただけでは解決しないことと、一人で全てを背負い込むなと告げてルリアの中に消える。
そして気配を追って王座の間へとやって来た一同の前に魔物を吸収し異形の姿となって現れ、彼もまたルリアの力に目をつけ次々と攻撃を仕掛けていく。そこでメイムの奇策によりアルベールとマイムの連携技、主人公の猛激によって星晶獣の力が弱まった所を逆に吸収しようとする。すると力の引っ張り合いの末ルリアが倒れた途端ユリウスの隠された想いが魔力によって溢れ出し主人公達は全てを悟る。しかし、その隙をついてユリウスはルリアの身体から星晶獣達の力を全て吸収した異形の姿 (マルチバトルでは「キマイラ・ユリウス」と表記されている) となり再び襲いかかる。
勝利後、ユリウスは自らの行いの戒めとして異形の姿のままレヴィオン王国を出て隠遁を宣言するがアルベール達に見透かされ、ルリアに改めて星晶獣達の力を吸収された事で元に戻り、仲間と共にレヴィオン王国の復興に人事を尽くす。
しかし、彼はある事情故に姿を消し……。
性能
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
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SSR | デューク・ラミナ | トゥルーインクワイア/パワーエクストラクション/ネゲートインフルエンス | 真理の探究/知略縦横 |
SSR(最終上限) | テンタクル・サルタティオ | トゥルーインクワイア/パワーエクストラクション/ネゲートインフルエンス+/ディプリーター | 真理の探究+/知略縦横 |
水着SSR | デューク・オブ・ジ・アビス | フィーラークリエイション/テンタクル・ラッシュ/ディア・ディスカバリー | 知爵のバカンス/触手自由型 |
※最終上限後も上限解放前の姿をスキンとして選択可能。
能力
恒常
相手を弱体化させるサポートとしての使い方としてメインになるが、そのレベルが半端ではない。彼一人だけで累積4割の攻撃力/守備力ダウンを担当可能、ランダムにはなるが麻痺及び睡眠と言った動きとめられる物も含めて1つの弱体効果を付与、消費した奥義ゲージも自前で回復出来る手段を持つ……というある意味でも重要ポジションを担当する事が多いだろう。
しかも、ランダムで敵に弱体化バフを付加するという事からアビ1こと「トゥルーインクワイア」は「弱体化バフガチャ」とまで呼ばれているとかいないとか……。無印でも1ターンに1回使えるのだが、+になると「奥義ゲージが尽きるまで撃てる」(厳密には1ターン後に使用可能と言う制限がなくなる)という強化が施される。
ある意味でゲージを増やせるアビリティと組み合わせ、連射する事も不可能ではないだろう。ただし、奥義ゲージを消費するという事は必殺技にも影響するので、撃ちまくるのもゲージ管理の点から言うと問題が発生するだろう。
ただし、フルチェインの為に他メンバーの奥義ゲージの調整の意味で使用されるケースもある為、問題ばかりと言う訳ではない。それに加え、彼のサポートアビリティはアビリティ使用で奥義の威力が上昇する『真理の探究』(最大レベル10)、弱体化デバフの付いている数によって連続攻撃確率が上昇する『知略縦横』もある為、その辺りを踏まえて序盤で連発し、長期戦を見据えて強化するという方法も存在する。
ある意味でも決戦!星の古戦場やストーリーモードのボスで風有利の場合は間違いなくバランスブレイカーの一角、もしくは風ヤクザのサポートにも一役買ってくれる。近年は1アビ連射でデバフを大量付与、貢献度を稼ぐ事も容易になっているようだ。
(実際、2020年2月の風有利古戦場、ゼノ・ウォフマナフ戦では猛威をふるっている)
風有利でなくても弱体化バフの関係で重宝されるので、ガチャで入手できた場合は育成しておいても損はない。
中でも、奥義ゲージ支援が出来るようなメンバーと組ませると回転率が恐ろしい事に。ユリウスを迎えられた人は、試しにコッコロをメンバーに加えて奥義回転率を体感して欲しいと思う。
2020年8月のガチャ更新でアルベールの水着Verが実装、その属性は風という事もあってユリウスと難なく組ませることが容易となった。まさか、向こうがこちらの属性に合わせて収録されるとは予想外だろう。
2020年9月21日からスタートした『バブ・イールの塔』(プリコネRでいう所のダンジョンやルナの塔)では、案の定というか風パーティー必須級のメンバーの一人になっていたりする。どうしても土属性相手に太刀打ちできない場合は使うのも手かもしれないが、彼の投入は一歩間違えるとワンサイドゲームになるのはほぼ確定だろう。
(類似事例でいえばタヴィーナにも言えるが、過信は禁物)
数少ない欠点と言えば、1アビが最終的にリキャストタイムなしで連発できる事が仇となり、アビリティ使用回数で効果が発生する系統のアビリティには組み込めない事。特にランバージャックや天宮ミモリのサポアビを運用するする際には頭の片隅にでも覚えておいてほしい。
2020年あたりから見受けられるフルオートでは、リキャストタイムがない(0ターン記述)アビリティは使ってくれない箇所があった。この個所に関しては後述アップデートで過去形となっている。
後に2021年4月25日放送の『ぐらぶるTVちゃんねるっ!』内のルリアノートで最終上限解放が告知された。その後、4月イベントの『偽りの英雄達』で入手可能なトレジャーを使うパターンでの最終上限解放として実装される。
(※該当トレジャーはエンディング到達で入手可能だが、イベント終了時でもレアトレジャーとの交換で入手という方式になる模様)
その内容とは、奥義に奥義倍率強化とアビリティ使用間隔1ターン短縮の追加、3アビに風属性防御ダウンが追加、サポアビ1が強化された上に与ダメージ上昇効果が追加……という具合に各種微調整が加わったような仕様となっている。なお、1アビに関しては完全ノータッチとなった。
実際はそれだけではなく、新規で4アビが実装される事になり、こちらでは侵蝕のデバフを付与、自身のHP回復だけでなく、弱体化デバフが10個以上付与されている敵に対して2回発動する事だろう。
水着
風バージョンのアッパー仕様という形で、まさかの光属性で収録された。1アビの性能もほぼそのままに登場したため、十天衆のソーンと合わせてのダブルデバッファーをするもよし、アルベールとレヴィオン・シスターズを合わせたレヴィオン編成をするもよし、リミテッドカリオストロのサポアビと合わせてのディスペル追加ダメージ編成などと、かなりの応用が利く。
一方で、1アビは風バージョンとほぼ同じなので、リキャストタイムも強化後は0ターンとなってフルオートでの使用対象外となる欠点も同じだった。
5個以上の弱体化デバフを与えたそのターンに多段ダメージを与える2アビが自動発動するというサポアビもあるが、こちらは毎ターンに5個以上の弱体化デバフを与える必要性があり、付与されているのが5個以上ではない点も注意。マナダイバー(マナベリの組み合わせによる)やマコラと組み合わせれば、フルオートでも5個以上は付与できるかもしれない。
余談
シナリオイベントでのラスボスとしてのアレな姿と、アルベールの愛称である「ビリビリおじさん」(通称ビリおじ) にちなんでか、一部の騎空士達からは「ニュルニュルおじさん」略してニュルおじという愛称で呼ばれている。ちなみにこの「ニュルニュルおじさん」はキマイラ・ユリウス(HELL)を討伐すると貰える称号にも使われている。
変人ではあるものの心根は間違いなく善良なのだが、担当声優の演技もあってかボイスが異常にねっとりしており喋るだけで胡散臭い雰囲気や裏で謀略でも企んでいるかのような雰囲気になることがある。アビ1で連呼される「研究の成果だ」や奥義時の「耐えられるかぁい?」は騎空士からもネタ混じりに愛されている。
2020年5月19日には風ピックアップなどもないのに謎のユリウスがトレンド入り。実は、この日から久々の開催となるシンデレラファンタジー後半戦が始まっており、何故にユリウスがトレンドに入ったのかは彼女が……。
二人に加え、関連タグにもあるタヴィーナを加えると……こういう感じになるだろう。
2022年のホワイトデーイベントでは後述関連タグにもあるとおり、ランドルと組むことになるのだが、ユリウス自体は大会へは出場する気がなかったらしいことが判明する。とある親友から「お笑い大会に出なければ故郷の土を踏ませない」と言われたらしいが……。
2023年8月29日にはリキャスト0ターン記述のアビリティも回復アビリティに属していない限りは、1ターンに1回使ってくれるようになった。連射運用する場合は手動になるのは相変わらずだが、これによってユリウスはバランスブレイカーに復帰できるような展開になったのは間違いない。
関連タグ
グランブルーファンタジーの登場人物一覧 ヒューマン(グラブル)
アルベール(グラブル) レヴィオン・シスターズ(マイム、ミイム、メイム)
ユリウス(無印) ユリウス(神撃のバハムート)
タヴィーナ:2019年8月31日に実装された火属性キャラ。ユリウスに類似した弱体化バフを担当できる。ただし、こちらの場合は一部性能が異なる為に単純比較はできないが。
アルタイル:どの属性でも活躍できそうな性能繋がり。
ロビンフッド(グラブル):弱体化デバフ連射はできないが、敵を弱体化する立ち位置のジョブ。ユリウスとの組み合わせは……あえて言うまでもないだろう。
ヘレル・ベン・シャレム:水着Verの1アビがユリウスの水属性版と言わんばかりの性能を持つ。しかも、タヴィーナなどとは違ってそのまま移植である。ただし、他のアビが水属性限定の要素を持つので他属性へ出張は少し難しい。
ランドル(グラブル):2022年のホワイトデーイベントで邂逅。お笑い大会でコンビを組み、決勝まで進んだのだが…。
ネタバレ
『神立、笠雲の合間に閃きて』のネタバレを含みます。
表向きは公爵家の嫡子だが、本当はレヴィオン王と女官との間に生まれた私生児。
その出生ゆえに辛く不幸な子供時代を送るが、国を思う気持ちは嘘ではなかった。
父である王が理解してくれない上に自分を疎ましがっていること、親友だと思っていたアルベールが自分より王(への忠誠)を選ぼうとしたことが、ユリウスが星晶獣に取り憑かれ暴走する引き金となってしまっていたのだった。