概要
漫画『ONE PIECE』で麦わらの一味のコックにして、高い戦闘能力を持つサンジには
13年前に離れた生家のヴィンスモーク家に、姉の他に4つ子の兄弟(長兄,次兄,弟)がいる。
サンジの弟ヨンジ(ヴィンスモーク・ヨンジ 緑の頭の方)が攻、次兄ニジ(ヴィンスモーク・ニジ 青い頭の方)が受のカップリング。
背景(ネタバレ注意)
サンジを除く3人の男兄弟達は(長男イチジ,次男ニジ,四男ヨンジ)、科学者でもある
父親から出生前に『血統因子』を操作されて、恐れや愛情などの感情を持たず、人智を越えた
頑強な身体で生まれている。
3人とも不要な感情を持っていないという設定であるが、漫画『ONE PIECE』の作中では、
3人の性格が描き分けられており、それが体格差とともに、このカップリングの魅力となっている。
次男ニジは自分の家の料理長を『飯炊き女』と見下げ、女性の顔も殴る様な酷薄な人物として
描かれている。身長185㎝。
四男ヨンジは、ナミ達から「優しくない」と言われ、姉からも「人でなし」
と評されるが、久々に再会したサンジに家業の秘密を見せたり、サンジの結婚式で
別の列席者に食べ物を渡してあげる等、少しは人間らしい優しさを持ち合わせているのでは?
と思われる描写がある。
また、食事中の会話で口に食べ物を入れたまま吹き出して笑ったりと、末っ子らしいシンプルな
ところと、力技が得意で体格が良いのもヨンジの魅力である。身長194㎝。
作品の傾向
2次創作では、末っ子的性格のヨンジがニジに甘えつつも、体格差から攻になったり
ツンデレのニジが、ヨンジにほだされて受になる…といった作品が多い。
もちろん、漫画オリジナルの設定はクリアされて、普通に人間味のある兄弟として扱われて
いる。
長男と違って、家を背負わずに済むだけに、お気楽な次男と四男のじゃれ合いも微笑ましい。