概要
古代リビア、アラビア、スコットランド、シリア、フィランドルの伝承に登場する(一説には眼鏡を掛けた)女性の姿をした邪悪な悪魔、あるいは食屍鬼の一種。
荒野や墓場に出現して墓などを暴いて死体を掘り出し貪り食い、骨だけにしてしまうとされるほか、幼い子供の血を好物としており、血を啜り取る為に子供を攫うとされている。
また、部下たちに命じて1人でいる子供を甘い言葉やお菓子、玩具などで誘い出し、猿轡を嵌めて馬車へと放り込むともいわれている。
魔女の顔を持つ、人魚の一種、馬の足をした女性等々、その姿には諸説あり、一説には眼鏡を掛けていないと何も見えないともいわれているという。
関連タグ
屍拾いラミー→ラミーがモデルのキャラクター。