『月が人をよく魅了するってよく言われるけど、人は月に絶望しているだけ。』
“Tales say that the moon bewitches man, yet in reality, it is the man that despairs at the moon.”
概要
ラ・ルナ(El Llanto de la Luna)とは、古いピアノと老婦人からなったアブノーマリティ。またこのゲームのスポンサー「에레」氏のアイデアを元に作られたスポンサーアブノマでもある。
分類はD-01-105、危険度はWAW。
管理方法
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
WHITE | 5-7 | 20 | 0-6 | 7-12 | 13-20 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 低い | 普通 | 低い | 低い |
2 | 低い | 普通 | 低い | 低い |
3 | 普通 | 普通 | 普通 | 低い |
4 | 普通 | 普通 | 普通 | 低い |
5 | 普通 | 普通 | 普通 | 低い |
クリフォトカウンター:3
このアブノーマリティは洞察作業が「演奏作業」に置き換わっている
特殊能力
1.演奏作業を行うと施設内全職員の自制と正義が5上昇する
演奏作業を行うと職員はピアノを弾き始める。この作業は普通の作業と同じやり方で適用されるが、作業中は施設内の全ての職員のステータスが上昇する。
ただし、作業が完了すると演奏した職員は体力が半減するので注意。
2.クリフォトカウンターが0になると脱走する。
カウンター減少条件は以下の通り
- 演奏作業をすると1減少
- 作業結果が普通の場合30%の確率で1減少
- 作業結果が悪い場合1減少
- 3回演奏作業をすると0になる
クリフォトカウンターについては作業結果が良いではない場合減少するリスクがあるが、基本的に自制が十分にある職員に愛着作業をさせておけば大体は作業結果良いとなるため安定した管理が可能。また演奏作業を行うと即減少するので、あまり脱走をさせたくない場合は他の作業をすると良いだろう。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
1300 | 弱点(1.2) | 免疫(0.0) | 普通(1.0) | 脆弱(2.0) |
クリフォトカウンターが0になると老婦人がランダムな場所に移動する。
脱走時の行動は以下の通り。
- 杖で相手を叩き14~16のREDダメージ
- 杖で相手を突き刺し30~45のBLACKダメージ
基本的にこの二つだけというシンプルなもの。ある程度育った職員なら雑に突っ込ませても対処できるだろう。ただWHITE攻撃は通用しない点には注意。
演奏作業で脱走したときは少し特殊になり、作業をした職員はラ・ルナ脱走中ずっとピアノを弾き続ける。そしてその間4~5のBLACKダメージを継続的に受ける。鎮圧されると職員は元の状態に戻る。
またこの状態のラ・ルナは演奏している職員が死亡するか演奏が終了する(95秒経過する)と収容室に戻る。そのため最悪放置してもよい。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
月光 | WAW | WHITE | 8-10 | 高速 | 近距離 |
特殊能力:
特殊攻撃時、同室内の全ての職員にBLACKシールドを付与
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
月光 | WAW | 耐性(0.8) | 耐性(0.4) | 耐性(0.7) | 脆弱(2.0) |
特殊能力:なし
ギフト
名称:月光
部位:ブローチ1
効果:全ステータス1上昇
武器は近距離だが特殊攻撃時に他職員にBLACKシールドを付与する。BLACK攻撃を用いるアブノーマリティの鎮圧をサポート出来る優れもの。
防具はWHITEに強い耐性を持つがPALEに打たれ弱い。また、他2属性にも耐性を持つので汎用性も高い。
ギフトは全ステータスを+1してくれる。
ストーリー
世界最高のピアニストと呼ばれたある人物がいた。多くの観衆が彼女の演奏を称えた。あるとき彼女は月へと旅立ったそうだが、詳しい詳細は不明である。
ラ・ルナのピアノはどんなに教養のない低俗な者でも最高の演奏をすることが出来る。記録によると、指が勝手に演奏を始めるとのことらしい。ピアノを弾く者は我を忘れるほど演奏に集中し、終了すると一気に疲れが押し寄せる。
また、ピアノのペダルにあたる部分には、人間の頭が転がっている。
『月は人類の心ですよ。人々はみな、月がきれいだと言います。
でも、時が過ぎて再び月を見上げた時、私達が愛したその本当の顔を知れば、
傷だらけの醜いものに愛を伝えていた事に私達は気づいてしまうんです。
結局、私達は自分自身が耐えれなくなって月のように変わってしまうのです。』
余談
演奏作業時に奏でる曲はベートーヴェンのピアノソナタ第14番(通称"月光")であり、演奏作業時は第1楽章、収容違反(脱走)時は第3楽章が演奏される。
非脱走アブノーマリティと記載されているのにもかかわらず脱走するのは、恐らく本体(ピアノ)は脱走していないからである。ちなみにこの仕様のせいか鎮圧ミッション時に鎮圧してもカウントされないため注意。
関連タグ
Lobotomy Corporation:登場作品
黒鳥の夢:危険度が同じくWAWであるアブノーマリティで、収容されている存在と脱走する存在が異なるために鎮圧ミッション時に鎮圧してもカウントされない存在である。