概要
CV:小松奈生子
女体の上半身と蜘蛛の下半身を持つ人蜘蛛(アラクネ)の『異端児(ゼノス)』。病人の様に白い頭髪と肌と頭髪を持つが、神も妬むほどの美貌の持ち主。軍人っぽい厳しい性格をしており、新入りの『異端児』に対して規則を教える役目を担う。普段は戦闘衣と兜を装備している。
『異端児』の仲間内ではグロスと同様、人間に対して非好意的なグループの中の一人。
ウィーネを含めた小隊を率いて24階層を進行していたところをディックス・ペルディクス達の罠におびき寄せられ、彼が率いる【イケロス・ファミリア】の狩猟者によって仲間はほぼ全滅、彼女自身も倒される。他の異端児と違って捕まえても却って厄介な存在になると判断したディックスはここで処分を命じ、『怪物趣味』の狩猟者達が輪姦した後で殺そうとするが、麻痺毒の体液を浴びせて激しく抵抗してそれを許さず、最期はグロスに後を託して自ら核である魔石を砕いて自決した。
彼女の死を知ったグロスは激昂し、更に多くの同胞が人間否定派に流れることとなった。結果リヴィラの街を襲撃してしまった事で、異端児を巡る事件はオラリオ中を巻き込む大きなものとなってしまう。