CV:川島零士
概要
強気で自信家。何事も計算ずくで他の生き人形達を見下しているところがある
ただパトリックへの忠誠心は本物で、主人のためにいつも知略を巡らせている。
活躍
エミリコよりも早く屋敷の大掃除に参加している。【亡霊】騒ぎの取り調べにおいて星つきに反抗的な態度をとったショーンを殴り、シャドーハウスへの忠誠を示したことからバービーから見込みがあると評価される。また、この時に深夜の見回りに抜擢された同期3人を「無能」「面汚し」「お花畑」と称して見下し始め、「お披露目」においてはルウも含めて彼らを蹴落としてでも合格する事をパトリックに宣言し、その“顔”を主人に評価される。
「お披露目」当日は、序盤は生き人形として模範的な振る舞いを努めていた(ルウと違って内心は知略を巡らせていた)が、それが通用しない展開になるとその自信が剥がれ、その知略も裏目に出始める。自分よりも劣っていると考えていた筈の同期達が、「いつも通り」の振る舞いから閃きや機転をきかせて行動に移る様子を見て、悔しさから焦りを見せる。
庭園の迷路では最初に選ぶアイテムに「すすコート」を選ぶ。途中ルウと遭遇して、ハサミで生け垣を突き破っていく彼女を利用するべく協力関係を取り付けて行動を共にする。この頃からルウに対して思う所が芽生えたらしく、最終的にルイーズを見つけてからルウがハサミを自分の意思で渡した際の笑顔から、主人やシャドーハウスへの忠誠以外の特別な感情を抱くことになる。
お披露目後も基本的には生き人形としてパトリックの為に尽くす事を第一としてきたが、洗脳珈琲の供給が断たれた事で「昔」の記憶を取り戻す。その事で周囲に対し疑心暗鬼になりかけたが、パトリックの気遣いによって改めて彼に主人として仕え、信じる事を誓う。
容姿
金髪をオールバックにしており、眉毛と睫毛も髪と同じ金色(アニメ版では睫毛は茶色になっている)。目の色は青。
身長はショーンより低く、ルウと同じくらい。
関連イラスト
関連タグ
エミリコ ショーン(シャドーハウス) ルウ(シャドーハウス) ラム(シャドーハウス)
リッキーだと同名のキャラクターが多いので「リッキー(シャドーハウス)」タグ推奨
ネタバレ注意
過去
シャドーハウスの麓の街、ミラーサイドで暮らしていた12歳の少年「パトリック」。姉がいる事がわかっている。学校では非常に真面目で優秀な成績を収めてはいるが、首席のジョン(後のショーン)には敵わず、既にこの頃から彼をライバル視している。また、ルイーズ(後のルウ)とも幼馴染のような関係で親しくしており、選別会前にはサーカスの公演に彼女から促される形で訪れていた。
そして選別会当日は身形を整える名目で普段はおろしている髪型をオールバックにする。この姿で選別会に選ばれた事で、彼に擬態したモーフは髪型がオールバックのパトリック・シャドーとなり、生き人形となったリッキーも常にオールバックの状態のヘアスタイルとなった。