CV:川島零士
概要
パトリック・シャドーとは『シャドーハウス』の登場人物。
貴族の真似事をして暮らす顔のない一族である「シャドー家」の一員で、リッキーの主人。ケイトとは同期。
性格
横柄な性格で誰に対しても偉そうであるが、その内面は繊細である。優秀なリッキーを信頼していて、彼の意見をよく求めている。尊大な態度を取りつつも、根は義理固く生真面目。恩を感じれば生き人形相手であっても礼を述べたり頭を下げる事も。自身の生き人形であるリッキーを深く信頼し、「顔」として以上に大切に思っている。
すす能力は覚醒しておらず、これは他の同期が次々と能力を覚醒している事もあってかなり引け目に感じている。彼のすすは霧靄のように薄く広がるのが特徴。
周囲に比べて身体能力は低いが思考能力は高いので、すす能力が無くともリッキーのサポートを受けつつ物事を進んで解決にあたる行動力がある。
「お披露目」の時は生き人形が助けに来るまで箱の中に閉じ込められていたが、リッキーが助けに来る前に不安と恐怖から取り乱しそうになる。その際に通りかかったエミリコに励まされた事で、シャドー家の者でありながら生き人形に「個」が存在する事を認めてしまい、同時に特別な感情を抱くことになる。主人としての矜恃から、リッキーにはこの事を知られまいと胸の内に秘める事を決めている。
ケイトからは「高慢だけど義理堅いところがある」と評されており、同期の中での信頼も厚い。この事から、ケイトが不在となる間の代理として「星つき」に任命された。
容姿
黒いシルエットのような外見で顔立ちは不明だが、髪型はリッキーと同じオールバックだと思われる。
身長は同性の同期ジョン・シャドーより低い。
服の色は緑。