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CV:下地紫野

概要編集

シャーリーとは、漫画『シャドーハウス』に登場するキャラクターの一人で、まるで影のような姿をした顔のない一族「シャドー」のこどもたちの一人。


主人公のケイトとは同期に当たる。


性格は非常に無口で物静か。

彼女の“顔”として身の回りの世話を行っている生き人形のラム(メイン画像右)ですら声を聞いたことが無く、シャドーが緊張したり興奮すると出る量が変わる“すす”もほとんど出さないため感情が全く読めない。


容姿編集

黒いシルエットのような外見で顔立ちは不明。髪型はラムと同じ癖の強いショートヘア。

服装は、立襟・長袖・パフスリーブの白いブラウス、白いドロワーズの上から、ウエスト前面にリボンのついた紫のドレスを着用。

足元は白いフリルのソックスに紺寄りの黒い靴を履いている。

左側の頭部には、フリルの土台に細いリボンが2つついた髪飾りをつけ、左手の人差し指には指輪のようにリボンが結われている。



劇中での活躍①(ネタバレ注意)編集

初登場は2巻22話『五対の新人』より。

自身の生き人形であるラムを連れ、ケイト/エミリコジョン/ショーンパトリック/リッキールイーズ/ルウの四対の同期と共に「お披露目」に参加。


他の四対が水面下の争いを繰り広げる中、彼女だけは一切他のシャドーたちと関わろうとせず、そのまま庭園の試験において他のシャドー共々囚われの身となる。


その後は成長したラムの奮闘で無事に脱出。

しかし二人で出口を目指していた途中、突如としてシャーリーの体が崩れ始め消滅してしまう。


残されたラムはそのまま「お披露目」失格となり、シャーリー/ラムの一対は館によって“処分”されてしまった。



劇中での活躍②(ネタバレ注意)編集

「お披露目」終盤にて体が崩れ落ちたことでそのまま死亡したかに思われていたシャーリーだったが、8巻95話『あれから』で生存していたことが判明、生き人形のラムと共に再登場を果たす。


実は体が崩れ落ちたように見えたのは人型の維持が困難となっただけ(後述の人格の未習得が原因)であり、シャーリー自身はシャドー本来の姿である「モーフ」の姿になって生き残っていた。


しかも「お披露目」中に成長したラムと触れ合えたことにより人格を習得。さらにはすす能力による変身能力まで獲得しており、「顔の見えない人形」にするべく独房に監禁されていたラムと協力して館を欺き、能力を駆使して裏側からシャドーハウスについて調べ回っていた。


その後はラムが「顔の見えない人形」として「子どもたちの棟」に配属されたことをきっかけにケイトたちと接触。同期の四対と共に館の支配に立ち向かうことを決意する。


またモーフの姿になったことで自発的な会話は行えなくなったが、リボンに変身してラムの左人差し指に巻き付くことでラムとのみ意思の疎通が図れるようになった。


余談(ネタバレ注意)編集

初登場から一切喋ることなく、それどころか生き人形のラム相手にも口を開いたことがないという彼女であるが、これはシャーリー自身の性格がそうというわけではなく、「人格の未習得」が原因であることが「お披露目」後に明かされている。


シャドーの元となる擬態妖精「モーフ」がシャドーとして人格を得るためには、生き人形の姿をコピーしたあと生き人形とのふれあい(おやすみのキス)を通じて人格を得る必要がある。


しかしシャーリーの生き人形であるラムが想像以上に引っ込み思案な性格であったため十分なふれあいが行えておらず、シャドーとして独立した人格を得ることができなかったのがシャーリーの異常な無口さの原因であった。



関連イラスト編集

「パトリック・ルイーズ・シャーリー」紫の一対

無題儚い想い、固い絆


関連タグ編集

シャドーハウス お影様

ラム(シャドーハウス)

同期組(シャドーハウス)

ケイト・シャドー ジョン・シャドー

ルイーズ・シャドー パトリック・シャドー

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