CV:中原麻衣
概要
生き人形の一人。
主人公であるエミリコの所属する班の班長。ご主人様はマリーローズ。
おっとりとした性格で誰にでも優しいが、若干どんくさいところがあり、同期であるバービーからは「ぼんくらローズ」と呼ばれている。
語尾を「わぁ」「よぉ」「ねぇ」と短く伸ばして話す事が多い。
容姿
ウェーブが掛かった栗色の長い髪を一本の三つ編みにし、黒いリボンを付けている。
瞳は髪と同じ栗色。
子ども達の中では珍しく胸の影がはっきりと描かれている。
関連イラスト
関連タグ
ローズマリーだと同名のキャラクターが多いので「ローズマリー(シャドーハウス)」タグ推奨
※ネタバレ注意
「…これは、私が望んだことなのです」
二度目の「亡霊騒ぎ」の後、すす病の治療の為に暫く姿を見せていなかったが、事件の犯人であるマリーローズが正体を現したと同時に姿を見せる。
マリーローズはシャドーになる前……「モーフ」だった頃の記憶を保持していたことからいち早く「生き人形」と呼ばれる存在の正体に気づいており、ローズマリーに施された洗脳も「喜びの会」をこっそりサボらせる形で解除していた(マリーローズ曰く昔の「喜びの会」はそれぞれの部屋ですす入り珈琲を飲んで規則を読み上げるだけの簡素なものだったらしい)。
やがて「お呼ばれ」と呼ばれる儀式がシャドーと生き人形の一体化であり、成否に関わらず生き人形が死んでしまうという事実を知ると、二人はシャドーハウスからの脱出を決意する。シャドーハウスの意図に反して「余計な事」を考える生き人形をあぶり出し協力者とするため、そして「お呼ばれ」を遅らせるために、二度の「亡霊騒ぎ」を引き起こしたのだった。
ローズマリーはマリーローズが仕込んだ『こびりつき』を自ら飲み込んですす病となり、騒動の後も『こびりつき』が医療班の治療によって流れてしまわないように胃の中に定着させるという捨て身の方法を取ってまで協力。
バービーからはぼんくらと言われていたものの、同じ班員だったエミリコやルウ、ミアの事をよく理解しており、ショーンの事も気にかける思いやりの深さに変わりはなかったが、それ以上にマリーローズとの絆と決意が固かったために、エミリコとショーンへ向けて謝罪を告げると同時にためらいなく懐に忍ばせていた『こびりつき』を急襲させてすす病にした。