「オレの爆撃はいかがかな?」
概要
シリーズ三作目「ストラップガンマン」と最終作「ガウストショット」で登場したガウストで、ヒレにリボルバーを装備したサメのような姿をしている。
そして鼻先がメラメラ燃えている。
闇の世界を支配し、無法者ガウストを纏めるマフィアのボス。伝説のガウストであるプリズメテオドランを取り込んで、最強の銃ガウストとなる野望を抱いている。ストラップガンマンでは彼とプリズメテオドランをフュージョン(合体)させることで、ガンキリュウを作り出すことができる。しかし、ガンキリュウは聖なる力で銃の引き金を封印されているため、ストラップガンマンにおいて彼の野望が果たされることはなかった。
実はシリーズ初代(「ディメンションロッド」)のラスボス・ヘルサウスザークを闇堕ちさせた元凶であり、それに加えてアメリカのペンタゴンに身を隠しながら各地に戦争の火種をバラ蒔くというとんでもない大悪党であることがガウストショットで判明する。
ということで普通なら真の黒幕的な立ち位置でも何らおかしくないのだが、彼はどうにも扱いが悪い。
というのも彼が登場するガウストメモリー・ウルティモノーズドランのサイドストーリーでボス担当というだけで本編には全く絡んでこないのだ(ヘルサウスザークに至ってはどちらにも関係ないただのザコと化した)。
このリボル・バ・ジョーこそが諸悪の根源なので、かつての同士を堕落させた因縁も含め、ウルティモノーズドランがこいつを倒しに行くのはまあ道理だろう。
しかしヘルサウスザーク自身や彼との戦いの結末はどうなったのか、かつて彼を闇堕ちさせた「密約」がどういうものだったのかなどは不明のまま終わってしまった……。
それほどの悪党でも倒せば仲間にできるし指示も聞く。しかしガウストショットは育成機能がないために戦力としての期待値が低く、ロクに活躍は見込めない(ガウストメモリーのガウストは最終的に最強クラスに育つ)。
3年越し(ディメンションロッドの発売は2005年、ガウストショットは2008年)でようやく明らかになった「ヘルサウスザークを闇堕ちさせた元凶」。初代ラスボスと因縁を持つという大役を仰せつかったにも拘らずこの扱いなのは、やはり登場時期が遅かったことが原因だろうか……。
関連
→燃えるサメのガウストつながり
→同期