スーツアクター:矢倉翔太
概要
『ウルトラマンブレーザー』第22話「ソンポヒーロー」にて、日本怪獣損害保険株式会社のCMに登場。
劇中では「ソンポリュウ」という名義で登場している。
元は本作のメイン監督である田口清隆氏が、若手の監督の育成として主催している2022年の怪獣自主映画に登場しており、2023年に満を持してウルトラシリーズに出演することとなった。
容姿
ゴツゴツした黒い肌を持つ、二足歩行のゴジラ体型の怪獣。
頭部には魚人のような大きな耳と、金色の長い一本角を持っており、ノイズラーとギマイラが合体したようにも見える。
ウルトラ怪獣ではないが、どことなくジーダスにも酷似している。
余談
ウルトラマンディナスやアブソリューティアンといった宇宙人キャラを手がけてきた脇貴彦氏によると、学生時代に仲間のなくい氏と共に日芸特撮部で作った同名の怪獣映画をなくい氏がリブートした作品であり、リブート前の怪獣のデザインを担当した脇氏は感慨深い想いを綴っている(出典)。
また、なくい氏は登場回を担当した中川和博監督とは公私共に交流があり、大学の先輩・後輩という関係性で、そういった縁もあって自分が作った怪獣がウルトラマンに出た事について感慨深い想いに浸っている(出典)。
スーツ自体は2021年の時点で作られたもので、今回の登場に合わせて一部造形やプロポーションを改造している。
視聴者からはそのクオリティから絶賛の声が相次いでいるが、上記のように自主映画で作られた怪獣のため、スーツはウルトラマンや怪獣のスーツを作っている LSSや開米プロではなく、自主映画選手権の会場である須賀川特撮アーカイブセンターから貸し出されている(出典。EDのクレジットにも掲載)。
鳴き声はドラコの流用。
そのため、『ブレーザー』第22話は『ウルトラマン』第25話の三大怪獣が間接的に総出演した事になる。
『笑ってコラえて』2024年9月18日放送回でも、原口智生氏の半生を描いた再現VTRに登場している。