DATA
デザイン: | 瓜生遼太郎、仁彩 |
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デザイン原案: | 日藝特撮部 |
スーツアクター: | 仁彩(『ガンギリュウ―超特報―』) |
矢倉翔太(『ウルトラマンブレーザー』) |
概要
ゴツゴツした黒い肌を持つ、二足歩行のゴジラ体型の怪獣で、
頭部には魚人のような大きな耳と、金色の長い一本角が生えた容姿をしている。
元は日本大学藝術学部の特撮部で2017年に制作された自主制作映画作品に登場する怪獣で、2021年には当時のOBたちにより前述の作品をリブートした短編映像が制作・公開されている。
『ウルトラマンブレーザー』第22話「ソンポヒーロー」では、劇中で放送された日本怪獣損害保険株式会社のCMに怪獣の着ぐるみして登場(OPのクレジットでは「劇中CM怪獣」と表記)。
余談
- ウルトラマンディナスやアブソリューティアンといった宇宙人キャラを手がけてきた脇貴彦氏によると、学生時代に仲間のなくい氏と共に日芸特撮部で作った同名の怪獣映画をなくい氏がリブートした作品であり、リブート前の怪獣のデザインを担当した脇氏は感慨深い想いを綴っている(出典)。
また、なくい氏は登場回を担当した中川和博監督とは公私共に交流があり、大学の先輩・後輩という関係性で、そういった縁もあって自分が作った怪獣がウルトラマンに出た事について感慨深い想いに浸っている(出典)。
- スーツ自体は2021年の時点で作られたもので、今回の登場に合わせて一部造形やプロポーションを改造している。
視聴者からはそのクオリティから絶賛の声が相次いでいるが、上記のように自主映画で作られた怪獣のため、スーツはウルトラマンや怪獣のスーツを作っている LSSや開米プロではなく、自主映画選手権の会場である須賀川特撮アーカイブセンターから貸し出されている(出典。EDのクレジットにも掲載)
- 『ブレーザー』登場時の鳴き声はドラコとマグラーの鳴き声を組み合わせたもの。
- 『笑ってコラえて』2024年9月18日放送回でも、原口智生氏の半生を描いた再現VTRに登場している。
- 畑違いの筈の特撮ファン内で何故か履修者の多い『推しの子-The Final Act-』においてエピローグに一瞬登場。(参考リンク)