概要
「ウルトラマンブレーザー」第22話「ソンポヒーロー」に登場する保険会社。
怪獣災害や戦闘による住宅への損害を補償する保険を取り扱っている。
主力商品となる保険は「暮らしの怪獣保険」で、追加で異星人関連の被害を補償する「異星人特約」、怪獣駆除で発生する悪臭や害虫の被害を補償する「怪獣衛生特約」、怪獣の移動で発生した地震や洪水の被害を補償する「怪獣振動特約」といった特約が存在する。
関係者
スズキ・テツオ:会社の営業マンで、第22話の実質的な主人公。会社の中では営業成績が悪く、上司から毎日叱られ、後輩のアイカワからも馬鹿にされ見下されていた。
アイカワ・リュウジ:テツオの後輩にあたる社員。しかし、意識高い系で営業成績が悪いテツオを見下しており、さらには営業先である客に対しても態度が悪いなど、所謂真面目系クズ。
上司(演:岡田謙):テツオとアイカワの上司。かなり厳しい性格で、営業成績が悪いテツオを毎日叱り付けていた。しかし、物語ラストでテツオが自分に自信を持つようになって業績が上がった際には、「直接顧客と向き合った結果」だと彼の努力を素直に認めて褒めたり、反対に顧客に対して態度が悪かったアイカワを叱るようになるなど、根は真面目な商売人であり、決して厳しいだけであったり部下を贔屓したりする無能なパワハラ上司というわけではない。ちなみに、演者は過去に『ウルトラマンジード』にも出演していた。
CMキャスト(演:愛理):会社のコマーシャルに出演していた女性。巨大フジ隊員のごとくミニチュアの街を歩き回り、会社の宣伝をしていた。
ソンポリュウ:CMに登場した、イメージキャラクターを務める宣伝怪獣。
余談
これまでのウルトラシリーズであまり描かれなかった、「怪獣被害を受けた自宅の損害保険とかどうなってるの?」といった視聴者の疑問を解消する形となっている。
一応、設定だけなら『ウルトラマンオーブ』にも怪獣保険というものは存在する。
怪獣保険と別に「怪獣振動特約」が存在する理由だが、仮に現実で怪獣が発生し、怪獣が起こした地震で建物が倒壊した場合、地震保険が適応されるというシミュレーションがあるため。