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概要編集

元々は所ジョージが司会を務めていたクイズ番組『どちら様も!!笑ってヨロシク』という番組をリニューアルする形で1996年7月3日にスタートした。

「日本中にいる素晴らしい人たちをたくさん紹介すること」をコンセプトとして、日本全国の一般人にスポットをあてテーマごとに取材されたVTRをスタジオで司会の所ジョージやゲストが視聴するというスタイルで放送開始から20年以上続いている長寿番組。

関根麻里がサブMCを務めていたが、結婚を機に佐藤栞里に交替。

ナレーションは、番組開始時は真地勇志が担当していたが、2021年夏以降は花江夏樹が2代目ナレーターとして出演している。また、コーナーによっては不定期出演しているナレーターも確認されている。


主なコーナー編集

2024年現在、放送されているコーナーがこちらである。


日本列島 ダーツの旅編集

1996年の初回から放送しているこの番組の代名詞

詳細はダーツの旅を参照。


朝までハシゴの旅編集

2014年4月9日スタート。1週間の中で一番盛り上がっている金曜日の最終電車から翌日の始発電車の間に、駅前でハシゴ酒をしながら予算5000円でおもしろい人を探す。しかしコロナ禍以降は番組側が指定した店に限定したうえでAM0時(テッペン)までに変更していたが、2023年2月15日放送回から開いている店がなくなるまでに変更。


日本列島 ちょっと昔の旅編集

年月日のルーレットやスロットマシンを回し、偶然決定された過去の日付に「タイムマシン」を模したセットに乗った取材ディレクターがタイムスリップするという設定のコーナー。決定された日に発行された新聞・週刊誌の記事から、記事になった出来事やその頃に話題になっていた事柄や人物を取材する。当日の出来事を取り上げるのではなく、その日最も輝いていた人を表彰するのがコンセプトで、取材相手にはディレクターから「○○年○○月○○日賞」の賞状とトロフィーが「一方的に」授与される。


日本列島 名前の旅編集

2014年4月16日スタート。日本のある名字を選び、その名字をネット検索して出てきた興味深い人を取材する。名字を選ぶときは、数字が書かれたトランプを使って4桁の数を決め、日本で人数の多い名字ランキングのその順位の名字が対象になる。取材する前に「○○(名字)賞」という表彰状を渡し、ナレーターによる表彰状の読み上げの録音を流す。なお、作曲家の林ゆうきこのコーナーで「林賞」を受賞し、番組内で仕事内容を紹介されたことがある。


スゴ~イ地味な人なくしてはスゴ~イ派手な事なしの旅編集

派手な仕事を影で支える裏方に密着し、仕事内容を紹介する。第1回目は大相撲の呼出に密着した。この企画は抽選をやらず、ハローワークのコントで職業を指定する。


日本列島 待ち合わせの旅編集

2014年11月19日スタート。スタッフが駅周辺や繁華街で人との待ち合わせをしている人に声を掛け、相手が来るまでさまざまな話を聞く。


日本列島 マイクを握っちゃったらリポートしなきゃいけないの旅編集

2015年2月18日スタート。ある都市の街中に金ピカのマイクを放置し、拾った一般人に遠隔で呼びかけ、その街のマイナーだけどおもしろいことについて自分で取材交渉しリポートしなければならない。

マイクを金ピカにしたのはプロデューサーの「人は金ピカのものを拾う修正がある」という持論によるもの。SPでは芸能人がディレクターを務めたことも。


○年たったらこうなりましたの旅編集

2016年に番組が20周年を迎えるのに合わせ、過去に一度でも番組で映ったことがあることがある人を募集し、それらの人の現在の姿を番組で取材する。


日本列島 記念館の旅編集

2015年9月9日スタート。何かに熱中している人が集まるのは記念館ということで、そこに来るマニアの熱くてくどい話を聞く。


日本列島 テッペンの旅編集

2016年5月25日スタート。山男の格好をした所が巨大なおみくじを引いて都道府県を選ぶ。その都道府県の山の頂上に3日間にわたってスタッフが登り、やってきた人に、何のために山に登るのか取材する。

最初に登ってきた人は「第一山男」または「第一山ガール」と称する。


人生はクイズだ!の旅編集

番組表などでは「クイズの旅」と表記。2017年10月11日の3時間SPでスタート。関東近郊の商業施設を訪れ利用客・店主などに対してクイズ帽と早押しボタンを渡し、雑学クイズを2〜3問出題。その後延長線で解答者の人生を掘り下げていく悪魔のようなコーナー。進行は山里亮太が担当していたが、MCを務める東大王が同時間に枠移動したことに伴い山崎弘也に交代。


東京都 コインランドリーの旅編集

2018年3月14日スタート。所が選出した東京都内で営業するコインランドリー店舗数ヶ所にスタッフが出動、利用客に対して「あなたの洗い流したい過去の汚点は?」など洗濯にちなんだ質問をする。


ネタ掘れワンワンの旅編集

ゲストが犬を連れて街を歩き犬が興味を示した場所を取材する。ゲストが興味を持っても犬が興味を持たなければ取材できず、犬を誘導するのも反則となる。


高そうな犬を連れている人はきっとセレブに違いないの旅編集

高そうな犬を飼っている人を見つけて取材する。というコンセプトだが、六本木や白金などいわゆるセレブ街の愛犬家も取材対象にしている。


貸しますの旅編集

芸能人を指定の日3時間だけ一般人に貸し出すという企画。何をするかは依頼者の自由。


胸に秘めた爆発させたい想いの旅編集

ヒーローものにおけるいつもの採掘場としておなじみの栃木県岩船山で専門家指導のもと、胸に秘めた想いを叫び、スイッチを押して爆発させる。


春が来たら東京大神宮でまた会いましょうの旅編集

2022年6月1日スタート。佐藤栞里が縁結びの御利益があるといわれる東京大神宮へ行き、まだ実らぬ恋の話を参拝者に聞き、その参拝者と後日再び会い、その後に迫る。


終了したコーナー編集

海外支局の旅編集

海外に支局を作りその国を現地し局員にリポートしてもらうコーナー、イタリア、スペイン、ブラジルに設置された。派生として日本人未踏の地に日本を伝える企画が誕生。


日本列島 結婚式の旅編集

都市名の書かれた木製の玉が大量に入った巨大なガラポン(抽選器)で抽選を行い、選ばれた地域の中からスタッフが選んだもうすぐ結婚するカップルを取材する。ダーツの旅では当たった地域から町村が選ばれるのと異なり、ここでは市または郡の単位で選出される。2人の出会いから結婚までのいきさつを本人出演による再現VTRで制作し、結婚式で流す。他のコーナーとは違い、ナレーターは女性ナレーターが担当する(伊倉一恵、三石琴乃)。2009年ごろを最後に行われていなかったが、2014年9月17日放送の2時間スペシャルで「関根麻里結婚記念」として復活した。しかし2020年放送分以降から新型コロナウイルスの蔓延により再び行われなくなっている(なお、その時点での最後の放送分は奇しくも歴代一の感動ストーリーだったので一番話題になった)。


日本列島 幼稚園の旅編集

各都道府県の幼稚園に行き、園児ならではの発想やリアクションを楽しむ。定番は「カメラに向かってごめんなさい」で、幼稚園児たちがカメラの前で謝りたいことを言う。取材する場所は、それぞれの都道府県の形をしたパズルのピースのようなものを壁面に貼り付け、後ろからたたいて落とし、その1つを取って決定する。一度取材した都道府県のピースは叩いてもはずれないように接着され、抽選から除外される(すべての都道府県に行った後でリセットされる)。2010年3月10日放送回を最後にしばらく行われていなかったが、2014年11月19日放送回で約4年8カ月ぶりに復活した。スペシャル版では、通常版で面白いことを言った園児たちを集め合宿を行ったこともある。また「カメラに向かってごめんなさい」は、幼稚園児に限定しない「カメラに向かってごめんなさいスペシャル」という単独コーナーとなったこともある。


こんにちは赤ちゃんの旅編集

所が運勢のかわりに都道府県名の書かれたおみくじを引き、そこに書かれた都道府県の中からスタッフが選んだ夫婦の赤ちゃんの誕生までのいきさつや誕生の瞬間を取材する。


駅長さんの旅編集

所が無作為に路線名の書かれた切符の束から切符を引き、その路線の代表的な駅の駅長さん(無人駅の場合は最寄り駅)の1日を追う。


日本一の旅編集

桃太郎に扮した所が、お供の動物に扮したスタッフのきびだんご袋から都道府県の書かれた玉を無作為に1つ取り、その都道府県に住む日本一の特技などを持つ人を取材する。


日本列島 職人の旅編集

2000年7月19日初登場。スタッフが自転車を漕ぐと中に風が起こって中身が混ざる仕組みの透明な球体の抽選箱からさまざまな物の名前の書かれた三角くじを所が無作為に1枚引き、その三角くじに書かれている物のすごい職人をスタッフが取材する。「職人」といっても伝統的な物を作る人に限らず、近代的な物を開発した技術者も含まれ、コーナー初回で扱われたのは魚群探知機の発明だった。他にインベーダーゲーム開発者、島精機やシグマ光機等が取り上げられている。


ヘリコプターの旅編集

所が無作為にひもを切ると東京23区の地図上のいずれかの区の上にヘリコプターが着陸。その区を取材スタッフは上空係と地上係の二人が取材する。上空係はヘリコプターで上空から取材し、面白い物や不思議な物を発見する。それを頭に矢印を付けた地上係が現場に行って取材する。


部活動の旅編集

さまざまな部活動の様子を取材するコーナー。「男子新体操部編」「女子ラクロス編」「マーチングバンド編」「ハンドボール編」といったシリーズものの企画が放送された。1回では収まらず、複数回にわたる。


吹奏楽の旅編集

好評だったため所の提案で部活動の旅から独立する形でコーナー化。

詳細は該当記事を参照。


博士の旅編集

所が都道府県名の書かれたビーカーの中から1つを選んで液体を注ぎ、出てきた都道府県の博士をスタッフが取材する。


長距離バス一期一会の旅編集

新人ディレクターが長距離バスに乗る人と一緒に旅をする。

ロケは2日間だけ、バスに乗れるチャンスは一回、つまらなかったらお蔵入りと、ルールがかなり厳しい。

新型コロナウイルスの影響で2019年12月を最後に放送されていなかったが2023年9月に復活した。


スペシャルゲストクイズ編集

前身である『どちら様も!!笑ってヨロシク』でも行われていたクイズコーナー。2008年10月1日にリニューアルした際に開始。衝立に隠されて出演者からは見えない位置にスペシャルゲストが登場し、「あなたは、このかた(スペシャルゲスト)をどう思いますか?」という質問を街角の人が答えているVTRを見て、出演者が早押しでその人物が誰かを当てるクイズ。正解が出てクイズが終了すると、衝立が引っ込んで出演者からスペシャルゲストが見えるようになる。


外部リンク編集

番組公式サイト

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