レナルル・タータルカ
れなるるらーたるか
CV/大地葉
天文の治安維持組織“PLASMA”の一員で、イオンの教育係を務めていた関係上、彼女とは旧知の中であり、彼女にとっては心優しい姉のような存在。
初登場時はただ任務を忠実にこなしているだけの冷血漢に見えるが、それは皇位継承の偽の最中は個人としての接触が禁じられている為であり、実際には誰よりも彼女の事を気にかけている心優しい女性………というよりもあまりにも気に掛け過ぎている為、イオンの姉というよりも相当な親馬鹿状態になってしまっている。
“PLASMA”の中枢部を担っている為、組織の暗部にも深く係わっており、現在のイオンの中身が別次元から連れ去られた少女であるという事も知っている数少ない人物の1人であるが、心の底ではグランフェニックに関するス計画天文のやり方には反感を抱いている。
また、シェルノサージュ及びアルノサージュで起きた数々の悲劇の引き金を作った要因の1人である“PLASMA”の総裁であるリーヴェルトとは親子関係にあるが、彼の野心の為に母親がジェノムに殺害された為、心に深い傷を負っており父親に対しては強い憎しみを抱いており、表向きには父親に従う振りをしながら水面下では密かにクーデターの準備を推し進め、ネロの脱走によって起きたシェルノトロンパニックの後始末として天文が人事刷新をした際にPLAZMA特務総監の地位を手に入れると遂に計画を実行することになる。
惑星ラシェーラ崩壊後の時間軸を描いた続編のアルノサージュでは、ラシェーラ崩壊時にネロが自身とイオンを5000年後の未来へと転送した事を知り、ネロに対抗するために5000年後よりも少し前にフェリオンのコールドスリープが解除されるように設定し、自身はそれよりも少し前に目覚めようとしていたが、逆に返り討ちにされてしまいイオンと同じく記憶を破壊されてしまい、イグジットという偽名を与えられネロとジルの手駒として活動していた。
後に記憶が破壊されたままの状態でネロの元から解放され、イオンと同様の方法で記憶を取り戻すと再び“PLASMA”の最高幹部として天統姫のサポートを務める事となる。
なお、このころの彼女は天文時代にイオン(の肉体の中身の少女)に対して何もしてあげられなかった罪悪感と、彼女に責められることに対して強い恐怖感を抱いており、その為に彼女の精神世界は偉い事になってしまっていた為に、記憶修復の為に彼女と精神世界をチェインしたイオンもその影響で真相世界の不の一面が思いっきり表へと表出する副作用が出てしまうことに…。
EDでは実妹の補佐をしながら毎日を過ごしている模様。