概要
いわゆる女体化ロックマンの一種であり、たいへん豊満なむちむちボディと愛らしい童顔、オリジナルのロックマンの面影を少し残したブラウンのロングヘアーが特徴的。
もともとは「打倒ロックマンのため、改良型コピーロボットとしてDr.ワイリーによって作られた」という生い立ちを持つ(後述)。
そのため、厳密に言えば女体化版コピーロックマンということになる。
出生
ワイリー基地の奥深くで、対ロックマン用の切り札としてロールアウト。
打倒オリジナルの使命に瞳を燃やしながらロックマンに対して宣戦布告した。
…まではよかったのだが、ワイリーがうっかり「ボディに合った人格」をプログラムし忘れていたため、あまりにもセクシーすぎる女の子型ボディとなった自分の姿を直視し、恥ずかしさのあまり電子頭脳がショート。
怒りの一撃でワイリーをおしおきして離反した。
その後はライト研究所に引き取られ、ロールちゃんの提案でロック・ロールの「妹」として
暮らすことになる。
こうして愛と平和のために戦うスーパーロボットヒロイン「ロックガール・ロコ」が誕生したのである!
(なお「ロコ」という名前は後日ロールから授かったもの)
性格
一人称は「ボク」。
正義感、強敵に立ち向かっていく勇気、平和を愛する優しい心など、オリジナルのロックマン由来と思われる要素をいくつも受け継いでいる。
一方で、オリジナルの「人間の年齢で10歳前後」という設定が強調されているのか、思考回路はだいぶ幼く、疑うことを知らない純真無垢で天真爛漫な性格。
また、大変な照れ屋・恥ずかしがり屋であり、泣き虫な一面も目立つ。
このような性格ゆえか、見え見えの罠にひっかかってしまったり、敵にあっさり捕まってひどい目にあってしまうこともしばしば。
がんばれ!負けるな!ロックガール・ロコ!
能力
製作者であるワイリーの悪ノリと思いつきにより、オリジナルにはない様々な能力が追加されている。
・豊満なおっぱいやおしりは帯エネルギー特殊素材製。その弾力で敵の攻撃を弾き返すことができる。
・装備する特殊武器に応じて髪や瞳、稀に肌の色までもが変わる。
・ごく短時間ではあるが、敵味方問わずいろいろなロボットと分子レベルで合体できる。
・オーバーヒートの危険があるときはより軽装な「排熱モード」にフォームチェンジ可能。
また、とある事件の影響により、余ったエネルギーを胸に貯め込むという本人的には悩みの種な能力まで会得してしまっている。
ファイトだ!負けるな!ロックガール・ロコ!
弱点
そんなロコちゃんの最大の弱点は、洗脳攻撃にめっぽう弱いこと。
電子頭脳がワイリー製であることが影響しているのか、ちょっとしたことで簡単に悪堕ちし、「悪い子モード」へと変貌を遂げてしまう。
(ただし逆も然りで、割と簡単に元に戻る)
「悪い子モード」となったロコちゃんは、無邪気でかわいらしい雰囲気はそのままに、発情したような感じになり、とにかくイケナイことがしたくてたまらなくなってしまう。
この間の記憶は基本的に残らないため、後日自分の行動を聞いて恥ずかしさと申し訳なさのあまりまた涙する…ということもしばしば。
めげるな!頑張れ!ロックガール・ロコ!!
余談
マルチバースにおいては、ウルトラヒロインとして活躍する姿や、人間の少女として学校に通う姿などが時折描かれている。