ワイトレケ
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わいとれけ
ニュージーランドの先住民“マリオ族”に伝わる幻獣、若しくははUMAの一種。
「カウレケ」、「ワイトテケ」とも表記される、ニュージーランドの先住民“マリオ族”の伝承に伝わる幻獣、若しくはUMAの一種。
体長はウサギかアヒルぐらいで、身体は茶色い毛に覆われており、自分たち以外の生き物が近づくと鋭い声を上げて威嚇するとされる。
また一説には半水生の動物で、姿はオットセイの様だとも、カワウソ、ビーバーの様だともいわれている。
1950年のイギリスの学会では、当時のニュージーランド国務大臣であったウォルター・マンテル氏は「カウレケはカワウソの様で、白い毛皮を持ち、カモノハシよりも原始的な哺乳類である」と紹介し学会を騒然とさせたが、その理由はニュージーランドの周辺の海洋生物や鳥類。洞窟に生息しているコウモリなどの他の哺乳類らしく動物たちは全て人間が持ち込んだものしかいないと考えられていたからである。
尚、ワイトレケはマリオ族の間では有名な存在で、たびたび目撃されてきたとされ、島の標高1000m付近ではこの生物の足跡が発見されているほか、川や湖などに棲息しているのではないかとされている。
その正体は、島に移住してきた人間が持ち込んだポッサムやカワウソという説や、新種の小型哺乳類ではないかといわれている。
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