概要
リースの光クラス2。闇クラスがステータスダウン魔法を習得するのに対しステータスアップ魔法を習得するという分かりやすい対比となっている。クラス2必殺技は真空波動槍。
原作とリメイクで基礎ステータスの成長が異なる他、ダメージ計算式やステータスアップ/ダウンのシステムも大幅に変更されているため特技の使い勝手も変わっている。
クラス1のアマゾネスはギリシャ神話由来だが、北欧神話のワルキューレが元ネタ。この北欧神話ネーミングは上位クラスのヴァナディースや闇クラスのフェンリルナイト・フレースヴェルグ、召喚魔法など随所に見られる。
容姿
原作ではドット絵のみだが、2020年のリメイクにあたり公式デザインが明かされた。
他クラス同様にビキニアーマーベースに近いが、闇クラスに比べると露出は控えめで清楚な印象を受ける。ヴァナディースはこの発展系な清楚かつ煌びやかな鎧だが、スターランサーは一転してレオタードスタイルになる。
原作
ステータスは何故かルーンメイデンに腕力で優れ、防御的な傾向が強い光クラスでは例外的な成長となる。
魔法もパワーアップは33%アップでパワーダウンは33%ダウン、一方プロテクトアップは20%アップでプロテクトダウンは20%ダウンとなっている。ダメージ計算式は単純に攻撃力-守備力なので、ワルキューレの補助魔法はルーンメイデンより『被ダメージを減らすより与ダメージを増す効果が大きい』という攻撃的な傾向にある。ワルキューレは自身にパワーアップをかけて真空波動槍を撃てるのも強力。
ただしステータスアップ魔法はブラックマーケットで代用アイテムが販売されているため、闇リースの方がアップとダウンを揃えやすい。
真空波動槍は回旋させた槍から敵にリング状の刃を撃ち出す全体技。パワーアップとの併用がザコ戦で強力な他、レディビーが同様のコンボで同技を放ってくることがランプ花の森の脅威として知られる(ポロビンフッドの開幕スリープフラワーとの連携もあり、かなり凶悪)。
リメイク版
ステータスは光クラスらしくルーンメイデンより攻撃力控えめ・防御力重視となった。
ステータスアップ/ダウンは全て一律20%の増減に統一され、1分で効果が切れるシステムとなった。一方でダメージ計算式が割り算になったため、パワーアップは20%のダメージ増だが、敵の防御力を80%に下げるプロテクトダウンは25%のダメージ増になる。全体に火力重視な方が攻略しやすいバランスでもあり、単純計算ならダウン魔法に軍配が上がってしまう。しかも光リースの魔法は原作に引き続きブラックマーケットで代用アイテムまで販売されている。
ただしストーリー後半になるとボスから多くのステータスダウンが飛んできて、魔法で中和出来る点は強み。新設されたアビリティにもアップ付与はダウン付与より限定的で、光リースはやはり貴重な能力を有している。製作陣がどのリースでも特徴が活きる仕様にしたのかもしれない。
専用アビリティ『エインヘリヤル』は通常攻撃1Hit毎にSPゲージが1%溜まる能力で、リースをアタッカー起用すると必殺技の回転率を底上げできる。
通常のアビリティはアップ魔法の強化の他に『攻撃アップオール』『エンドヒール』『アイテムアップ』などサポート向け能力が並ぶ。
リメイクは全体必殺技が廃止され、真空波動槍は直線上にリング型斬撃を5発撃ち出す技に変更された。貫通性能があり、敵が逃げてもターゲットを自動修正してくれる。が、動き回る敵に全弾命中はかなり難しく、発動時の位置取りに注意。射程が長いためフィーグムンドや堕ちた聖者のような青ゲージの間隔が広いギミックを複数同時破壊出来る点は強み(ゼーブルファーあたりは旋風脚や朱雀飛天の舞の方が早いが)。