「頼む 力を貸してくれ…手遅れになる前に!」
CV:沢城みゆき(日本語版)/アナ・ブリスビン(英語版)
プロフィール
Height(身長) | 推定180cm |
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Weight(体重) | 推定64kg |
Birthplace(故郷) | ニューヨーク |
Special Skill(特技) | チェシャのしつけ |
Age(年齢) | 推定18歳 |
概要
「BAYONETTA3」の登場人物にして、もう一人の主人公。
プロローグ「波乱の邂逅」にて、ホムンクルス騒ぎの最中突如空から振ってきた、パンクファッションに身を包んだ謎の少女。
別の平行世界の出身であり、自らの住む世界がシンギュラリティ率いるホムンクルスの軍勢に滅ぼされる寸前、コナー・シグルズ将軍の手によって命からがらベヨネッタたちの住む世界に逃げ延びてきた。
マルチバースを危機から救う為に、彼女はベヨネッタに「混沌の歯車」の捜索を、そしてジャンヌに「シグルズ博士」の捜索を頼み込む。
どうやらアンブラの魔女らしいが、その実力はまだ半人前。実力はあるのだが、誰に似たのかドジっ子属性を発揮してしまうこともしばしばある。
時折ベヨネッタやルカに何かを感じるらしく、敬慕の情を秘めた目を二人に向けている。
肝心のベヨネッタからは「キティ」と呼ばれて揶揄われているが。
性格
明朗快活そのもので裏表がなく、元気さが一番の取り柄。その性格は彼女自身のメイクやファッションにも現れている。
纏っているTシャツは彼女の大好きなアニメ「トーチャー・キャッツ」のキャラクターがプリントされているもの。デフォルトのものは主人公「ラッキー」が火炙りに遭っている「ステキューションキャッツ」。
戦士としては半人前の自分に負い目を感じているのか、「自分の力を認めて欲しい」という気持ちが人一倍強く、負けず嫌いでがむしゃらな一面も持ち合わせる。
ちなみに閉所恐怖症らしく、チャプター4にて鐘に閉じ込められた際には「暗いよ…狭いよ…怖いよ…!」と涙目になっていた。
戦闘スタイル
刃渡り三尺を超える日本刀「魔舞太刀(まぶだち)」とエーテル液で満たされた特製のダーツ矢「ブルキッス」を用いて戦う。
魔舞太刀を用いた接近戦がヴィオラの主な戦法で、その斬撃は物体だけでなく霊体をも一刀両断するようだ。
また、魔舞太刀の刀身には小型の魔獣「チェシャ」が棲みついており、彼女の合図一つで即座に飛び出して獲物に襲い掛かる。
チェシャ
ヴィオラと行動を共にする魔獣。ぬいぐるみを思わせる猫のような紫色の姿をしており、ベヨネッタが大切にしていた猫の人形と同じ名前を持つ。異名は「闇をはぐれしもの」
言葉は喋らないが、キセルで煙草を吸っていたり口から取り出した一輪車に乗ったりなど主の制御を離れて遊んでいることが多い。
ゲームにおいて
チャプター5「追跡少女」、チャプター7「熱砂」、チャプター10「闇に沈む街」にてヴィオラを操作する。
また、各チャプターにて魔女の血涙を三つ集めた際に解放される「事象の残滓」、ストーリークリア後に解放される「ウィッチトライアル」、トレーニングモード「アンブランエクササイズ」でも操作することが出来る。
デーモン・スレイブのコマンドでチェシャを呼び出すことが出来、チェシャは自動的に敵を攻撃する。その間、ヴィオラは刀での攻撃とウィッチタイム発動が出来なくなるが、その代わりに自由に動くことが出来、格闘術でチェシャと共に戦うことが出来る。
肝心のウィッチタイム発動のトリガーは、ベヨネッタやジャンヌとは違い魔舞太刀で敵の攻撃をジャストガードすることがトリガーとなっている為、人によっては難しいと感じるかも知れない。
余談
- 名前の由来は恐らく三色スミレの異名である「ビオラ(ヴィオラ)」からだろうか。
- 今作のマップ画面は彼女の部屋(に貼られたトゥーレの地図)となっている。
- 作中における「魔界獣記」のコメントは彼女によるもの。
- 日本語版CVを務めている沢城氏は1にてセレッサの声を当てている。何の因果か、セレッサが大切にしているぬいぐるみも「チェシャ」である。
関連項目
ベヨネッタ ジャンヌ(BAYONETTA) ルカ・レッドグレイブ
バージル(デビルメイクライ):同ディレクター作品の刀使い繋がり
注意!
ここから先はBAYONETTA3 チャプター7「熱砂」のネタバレを含みます!
彷徨い迷うもの・ストライダーへと変貌したルカとの戦いの最中、ヴィオラはストライダーの攻撃を受けきれずに胸を貫かれ、瀕死の危機に陥ってしまう。
その際、ルカを想う気持ちと彼女の母から贈られた魔力が結実し、無意識のうちに妖精の力を覚醒させる。
(妖精ヴィオラのファンアートはよ)
注意!!
ここから先はBAYONETTA3の重大なネタバレを含みます!!
その正体は、β0世界線のベヨネッタとルカの娘。
その身にはルカの同位体である妖精王リュカオンの力が眠っており、瀕死の際に目覚めた妖精の力はリュカオンに由来する。
BAYONETTA世界における妖精と言うのは、混沌界(人間たちの世界)の辺境に生きる存在であり、遙か彼方の平行世界の住人であると言われ、人間が持たない不思議な能力を持っているとされる。
シンギュラリティによって多数の平行世界が消滅に追いやられたことで、減少した同位体同士での力の共鳴作用が起こり、リュカオンの力が同位体であるルカとその血を引くヴィオラに多大な影響を及ぼしたようだ。
そしてシンギュラリティとの最終決戦において一時は倒れるものの、この世界のベヨネッタとルカから希望を託され、立ち上がることとなる。
関連項目
バルドル(BAYONETTA) ローサ(BAYONETTA):母方の祖父と祖母にあたる存在。