解説
CV:竹内良太
武器:双鉈刀
無双奥義・奥義皆伝の文字:『堂』『威』
『戦国無双4』からプレイアブルとして参戦。
上杉謙信の姉・綾御前の実子であり、後に上杉家の後継者となるために謙信の養子となる。
一人称は「わし」。口数は極端に少なく、言葉よりも行動で意志を示す不言実行の人。
「軍神の子」の呼び名に恥じぬよう、日々努力を重ねている。
母に似て肌は色白。しかしその容貌は母とは似ても似つかない屈強な体躯と厳格な顔立ちをしている。表情は常に険しく、眉間に無数の皺を刻んでいる他、額から左頬にかけて大きな切り傷がある。
その威圧的な風貌とは裏腹に、性格は繊細かつ純粋。
しかし、口数が極端に少ないことが災いし、家臣や他家の人間に自身の心情を誤解されてしまうこともしばしば。『Chronicle3』などの番外シナリオでは、服部半蔵とにらめっこをしたり、小早川隆景の出題するなぞなぞを真正直に受けとめるあまり脳内で大混乱したりと、意外にお茶目な一面も見せている。
史実での逸話に倣ってか、作中の台詞などから女性に対する苦手意識を若干ながら垣間見せている。DLCシナリオ『魔性の美女決定戦』では義兄の上杉景虎が敗走時に「女、怖い…景勝の言うとおりだ…」と漏らしており、どうやらその苦手意識は畏怖の念が起因している模様。
…まぁアノ母親を間近で見て育てばそうなるのも納得d###このコメントは薫陶を授けられました。###
武器は双鉈刀と呼ばれる二本の巨大な鉈。
一本がそれぞれ三枚の厚身の刃で構成されており、折畳まれた刃を出すことでさらにリーチを広げる事ができる。無双奥義中はその折畳みの刃をさながらバズソーのように回転させながら大振りの切り上げ攻撃を連続で繰り出し、軍神の名に違わぬパワフルな戦い方を披露する。
人間関係
義父である上杉謙信と実母である綾御前からは上杉家の未来を担う者として期待されているが、北条家から養子として送り出された北条三郎(後の上杉景虎)が現れてからは、彼を溺愛する母たちの姿に悲愴の表情を見せたことも。しかしそれは、実の肉親から(表面的にだが)人質として送り出された三郎がまだ心の底に悩みを抱えていることを察した上での行動であることを知り、後に景勝もまた、二人に倣い彼を理解しようと助力するようになる。
養子として上杉家に入った北条三郎からは、「上杉の血縁に胡座をかいている」と決めつけられ、一方的に敵対視されるが、後に協力して織田軍の侵攻を打ち破ったことで和解している。
しかし、その直後に謙信が急死したため上杉家臣の間で景勝派・景虎派の争いが表面化し、両者の雌雄を決する御館の乱に発展してしまう悲劇に見舞われており、最終的に彼を討ち取る事になってしまった。
幼少期以来の家臣である直江兼続からは大いに信頼されている。本人も、自身の良き理解者としてありがたく思っているが、よく発言のタイミングを奪われて気を落とすことも。しかし、生き残る為とは言え景虎を討ってしまった事に苦悩する中、調子に乗っていた兼続が景虎を「不義の輩」呼ばわりした際は、流石に腹に据えかねたのか「兼続…少し黙れ…」と静かながらに怒りを見せている。
兼続への信頼の強さ故に、半ば彼の自由にさせ過ぎてしまっている部分もあり、彼が自らの掲げる義に固執するあまり、石田三成や真田幸村と結託する形で徳川家康の打倒に逸っていた際は、部下達からも「戦とは義でするものではありませぬぞ」と難色を示されていた。
結果的に、兼続の無茶な計画により、上杉家が長谷堂の戦いで多大な被害を出してしまうに至ったが、それでも兼続への信頼は変わろうとせず、彼が信じる自らの義の華を咲かせ続ける「幹」であろうとしている。
『100万人の戦国無双』での景勝
ちなみに、こちらは『4』発売前に配信されていた『100万人の戦国無双』での姿。
こちらでは母にも似た中性的で凛々しい顔立ちの青年として描かれている。また、趣味の刀剣収集に合わせてか、手と背中に複数本の刀を所持している。
『4』が発売された現在でも、pixivではこちらの姿の景勝のイラストも相互で投稿されるなど人気が高い。
無双武将になる前
武器:刀(1の大坂の陣、2)、槍(1、3)
1作目から一般武将で登場しているが、1では大坂の陣で登場した時とそれ以外で登場した時のグラフィックが異なっている。
2では、グラフィック勇将で登場し史実で口数が少なかったのを踏襲してあまり喋っておらず、性格もプレイアブル後の景勝にもっとも近い。
empiresでは、自勢力(上杉謙信が大名であるのが条件)に加わった時に特殊なイベントが発生する。
関連タグ
上杉景勝(史実)