カードとしての能力
不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)
SF-このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
SF-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンから離れずにとどまる。
W・ブレイカー
概要
遊戯王をやっている人にはDM版毒蛇神ヴェノミナーガと言えばわかりやすいだろうか。
自身が場に出る時自分のシールドを一枚選び、そのシールドが存在する限り戦闘破壊やバウンスを含める場から離れるあらゆる効果に耐性を持つ。まさに不死身。おまけに自身が7マナでパワー9000という能力の高さ。
要はシールドを破壊すればいいのだが、それが容易いのならこのカードが殿堂入りなどしなかっただろう。自身がブロッカー能力を手に入れるためシールドの破壊は困難を極める。さらには、パワーが0になったクリーチャーはルールによって破壊されるのだが、こいつはSFが適用されている限り、破壊置換効果が自己完結するためパワーが0になろうとも破壊される事が無い。
一応アンブロッカブル(ブロックされない能力)や2体以上で特攻してシールドを破壊すればSFは無効になる。その他にも遊戯王ではヴェノミナーガを痛み分けで倒す様に、「神羅スカル・ムーン」、「恐気の覚醒者ランブル・レクター」等の置換効果で破壊する方法がある。
とこのように対策が無いわけではないのだが、基本シールド破壊以外に倒す手段は無いので、相手にすると非常にやっかいなクリーチャーである。特に除去呪文に頼る除去コントロールはこいつ一枚で壊滅する事も。
その強さから2009年12月19日に殿堂入り。こいつを入れたデッキは衰退する事となった。
その後環境の変化から2017年1月30日に殿堂入りを解除され、公式大会でも4枚デッキに入れられるようになった。
しかし現在の高速化した環境や多様化した除去・妨害札にはこいつのスペックではまるで間に合っておらず、環境に返り咲くには至っていない。
背景ストーリーでの扱い
第1回戦国武闘会からの常連選手であり、過去の優勝者でもあるらしい。
後に「ボルバルザーク・紫電・ドラゴン」と融合した「超聖竜シデン・ギャラクシー」が登場。世界を「超銀河弾」による崩壊から守るため、「超銀河剣」を振るい、ライバル「暗黒皇グレイテスト・シーザー」を打ち倒した。
派生カード
このカードの調整版のような能力を持つサイキック・クリーチャー、「時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー」が存在する。
また、パーフェクト・ギャラクシーのツインパクト版とも言える支配の精霊ペルフェクトが存在。こちらに関してはクリーチャー面がパワーが0以下にならない限り場を離れない効果に加え、相手のクリーチャー召喚や呪文を唱える回数を合計3回までしか行えなくする強力なメタ性能を持つブロッカー。呪文面は山札の上から3枚を表向きにし、その中にあるエンジェル・コマンドを全て手札に加える3コストのチャージャー呪文。なお、このペルフェクト自身も種族にエンジェル・コマンドを持っているため回収が可能で、ヘブンズ・ゲートやエンジェル・コマンドを主軸としたデッキでは必須級のカードに仕上がっている。
DUEL MASTERS PLAY'Sでは
不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー SR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
シールド・フォース:バトルゾーンを離れる時、パワーが0より大きければ、かわりにとどまる。
ブロッカー
W・ブレイカー
カード版ではパワーが0になってもSFさえ働いていれば、バトルには勝てなくなるもののブロックすることはできたが、プレイス版では「バトルゾーンから離れずにとどまる」部分が弱体化、SFが残っていても破壊されるようになった。
しかし、無条件で「ブロッカー」を持つようになり、ヘブンズ・ゲートによるコスト踏み倒しの対象となって出しやすさの面で強化を受けた。
関連タグ
超聖竜シデン・ギャラクシー(+ボルバルザーク・紫電・ドラゴン)