概要
元々は、石原雄氏がTwitterで投稿していた4コマ漫画であり、30万リツイートを超える人気作となったことから、2018年3月27日よりComicWalkerで不定期更新が開始された。
人類が滅亡し、宇宙人や妖怪といった別種族の溜まり場となった地球を舞台に、行く宛てもなく気ままな旅をする主人公とその飼い犬である柴犬の日常を描く。
舞台設定こそ壮大だが、シリアスさはほぼ皆無であり、人間と同等に賢い柴犬の蘊蓄に因んだシュールギャグや、超常的な存在に振り回されて起こるドタバタコメディが主な内容である。
2022年8月2日より、YouTubeにて1話1分30秒ほどのモーションコミックが配信されている。
メインキャラクター
ご主人
CV:内田真礼
本作の主人公。
本名は明かされておらず、作中のキャラクター達から名前で呼ばれるシーンもない。
滅亡した人類最後の生き残りであり、ハルさんと共に終末世界を旅して日々を過ごしている。
17歳の元女子高生であり、年相応にマイペースでだらしない少女。
人類がまだ健在だった頃は、学校もサボってばかりだったらしい。
ハルさんの蘊蓄も大抵は正確に理解しきれず、適当に流したり、頬っぺたを伸ばして遮ったりしている。
一方、そんな性格だからなのか、自分以外に人類が居ないことについても特に悲観する様子は無く、ハルさんを始めとした周りの面子とも上手いこと関係を構築し、それなりに楽しくコミュニケーションを取っている。
ハルさんの飼い主だが、彼女自身はどちらかと言うと猫派であり、度々猫を飼えそうな状況になるとその愛が暴走してしまうが、決してハルさんのことを嫌ったり無下にしている訳ではなく、旅の相棒としてなんだかんだで信頼している。
普段の無遠慮な扱いも、そんな信頼の裏返し…と思われる。
抜きんでた能力などはないごく普通の人間だが、何故か動物など異種族の言葉を理解できるという特異な面がある。
ハルさん
CV:田村睦心
もう一匹の主人公。
ご主人が飼っている雄の柴犬で、彼女の付き合いは長く、子犬の頃から小学生時代のご主人と共に暮らしてきた。
一人称は「僕」で、常に敬語で話す。
犬とは思えない程に豊富な雑学を持っており、哲学や理論等をほぼ毎回ご主人に教えているが、基本適当に流されてばかりいる。
どこかお気楽なご主人以上にしっかりしているが、なまじ賢さがあるせいで余計な一言でご主人に怒られる他にも、犬の本能に逆らえないせいで事態をややこしくしてしまうこともしばしば見受けられる。
特に食べ物には目が無く、何かに付けて良質な餌を求めてくる。
基本的にご主人の軽率さに頭を悩ませているが、ご主人への親愛は本物であり、魅力を語り出すと止まらない。
モデルは、石原氏が飼っている同名の柴犬。
アニメ第1話
外部リンク
世界の終わりに柴犬と-ComicWalker
世界の終わりに柴犬と-YouTube
世界の終わりに柴犬と-Twitter