概要
第一次大戦前に、ドイツ、オーストリア・ハンガリー、イタリアの三国は「三国同盟」を結び、イギリス、フランス、ロシアによる「三国協商」に対抗しようとした。
さらに三国同盟はルーマニアとも対露秘密条約を締結していた。
しかし元々オーストリア・ハンガリーとイタリアは領土問題で対立しており、開戦早々イタリアは中立を宣言した挙句、イギリスの誘いによって連合国側に寝返った。
さらに、ルーマニアも当初は中央同盟国寄りの中立を掲げていた。しかし親独のカロル1世が亡くなると、後継者のフェルディナンド1世は連合国からの圧力によって連合国として参戦した。
その後、オスマン帝国とブルガリア王国が中央同盟国として参加したものの、1918年に相次いで降伏した。