九州男児
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きゅうしゅうだんじ
九州男児とは、九州出身の男性の事。転じて、同地方出身の男性に対して定着したイメージ。
九州地方出身の男性を指す。「一本気で情熱的」「屈強で勇ましい」「酒に強い」などのイメージで定着している。
こうしたイメージが定着した背景には、福岡県(特に博多)の祭事などにおける男性の猛々しい姿や、鹿児島県の生んだ西郷隆盛をはじめとする薩摩藩士によって形成された質実剛健なイメージなどの影響が強いとされるが、「いもがらぼくと」(里芋の茎で作った木刀の意味で、ウドの大木と同義。頼もしく見えるが見掛け倒しで実は頼りない男性を指している)の名で呼ばれる宮崎県(日向)の男性など、九州男児イメージとはかけ離れた県民性のある地方もある。
また、地域によって九州男児という言葉から想像されるイメージが異なる場合も多く、例えば筑前では豪快で熱血漢な体育会系のイメージが主流なのに対し、熊本では俗にもっこすとも呼ばれる、保守的で融通が利かず、頑固でこだわりの強い職人肌とのイメージが主流。
創作作品においてはキャラクターの属性の一つとして扱われ、九州出身の男性キャラクターは上記のような要素を付与していることが多い。
しかも何故か薩摩弁がイメージされやすい。
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