乳葉腺の集まりのことを乳腺と呼ぶ。哺乳類特有の腺である。
皮膚腺の一種で、アポクリン腺(「発情したの 交尾してねフェロモン」分泌腺 フェロモンは栄養価がそこそこ高い)から変化したと考えられる。
哺乳類型爬虫類の一種の化石に、毛穴が認められるため、これはこの時点で存在した可能性がある。(ディキノドンはそんな感じ)
少なくとも単孔目(カモノハシとか)では、乳腺が乳区と呼ばれる腹の一部に分布し、授乳期になると染み出る(乳首ができるのは有袋類から)。のでソレ以前の哺乳類もそのようなものであったと考えられる。
胎生二か月目に、脇の辺(腋窩という)から股の付け根にかけて皮膚が線状にもっこりし、それがラインから数珠状になっておっぱいの位置が決定され、真皮に潜り込んで発生する。
哺乳類は通常、4対の乳腺を持ち、生まれる子の数に応じて増えたり減ったりする。(進化によってそういうのが起こるので、お母さんのおなかの中で6週目の人間の赤さんと言うか胎児は5対の「おっぱい予定地」がある)出る地点は、子供が口をつけやすい位置になる(立ってる系は鼠蹊部とか水中生活系のジュゴンとかは脇みたいな)。
男性にも存在するが機能退化を起こしており一般的に乳汁を分泌することはない。
しかしながら、エストロゲンの分泌などが活発である場合は母乳(父乳?)が出る場合もある。独身になったパパが「子供に乳首舐めさせたら出た」という報告がある。また、新生児、思春期の男性が、魔乳と呼ばれる乳を出すことがある。あと肝臓の機能がなんかの事情で無くなり、エストロゲン(野郎は免疫機構として出てる)の消化が出来なくなると、おっぱいが形成される。
Dyacopterus spadiceusという蝙蝠の一種は、雄に雄っぱい(厳密には乳首)が発達し、お父さんが授乳しているといわれる(資料が少ないらしい)。
このタグが付けられたイラストは乳腺が描かれている、というよりは
胸に関するタグの補助的役割で付けられている事が多い。
勿論その大半はR-18やR-18Gであるため閲覧には注意されたい。