『足引っ張んなよカミジョー』
『こっちのセリフだ』
概要
予測不能コンビとは、とある魔術の禁書目録の主人公上条当麻と、学園都市レベル5の1人削板軍覇の両者のコンビ名である。
このコンビ名がついたのは2013年11月号の電撃大王『とある科学の超電磁砲』。とある事情で上条と軍覇が手を組んだ時の公式のコメントで、
上条当麻と第七位(ナンバーセブン)
予測不能のコンビが暴走美琴に挑む–––!!
と銘打たれたところから来たと思われる。
コンビ誕生までの経緯
誕生前
- 『困っている人がいれば助ける』
- 『詳しい原理不明の能力者』
- 『基本的にステゴロ』
- 『情に厚い』
などなど、二人には多くの共通点があった。普段の単独戦闘シーンでさえ、周囲の人間も読者も予測がつかないバトルを繰り広げる二人。『似た者同士の2人が出会ったらどんな物語が展開されるのだろう?』と想像するファンが一部にいた。しかし原作の中ではそのようなシーンはなく、あくまでファンの妄想の範疇を出ることはなかった。
誕生
だがしかし。禁書目録の外伝『とある科学の超電磁砲』にて、ある事情により御坂美琴が暴走。それを止める為に上条が孤軍奮闘するも、暴走した美琴の力を前に防戦一方となっていた。
その渦中に軍覇が乱入し、2人は初めて互いの存在を知る。
上条のことを巻き込まれた一般人だと認識し、避難を促す削板。
知り合いを他人に任せることはできないと、頑として譲らない上条。
上条は事情を説明しようとするがうまく伝わらず平行線。そうこうしているうちに二人の横から強烈な電撃が飛んでくる。
が、両者はその攻撃に一瞥もくれることなく、片手で難なく攻撃を防ぐ。
上条(雷撃をはたき落とした!?)
削板(雷撃をかき消した!?)
二人(……何だコイツ?)
両者は互いの能力を目の当たりにし困惑するも、瞬時に互いの有用性と事情を直感で把握。そのまま二人で即席のコンビを結成し、ツーマンセルで暴走した美琴と相対する。
飛来する無数の瓦礫を削板が粉砕し、その隙を突いて放たれる雷撃を上条が打ち消す。物理的にも精神的にも二人は互いをカバーし合い、読者も鳥肌ものの壮絶なコンビプレーを展開。そのまま事態の収束まで互いに全力で助け合い、実力を認め合うことになった。
更にアニメ『とある科学の超電磁砲T』でもしっかり登場。二人の活躍は怒涛の神作画によってバッチリ描かれ、多くの視聴者を歓喜させた。
しかも14話の次回予告ではメタ発言を交えた和やかな会話も披露し、一層人気を集めた。
関連動画
『とある科学の超電磁砲T』第11話予告
『とある科学の超電磁砲T』第14話予告
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