人物
聖条学園に通う高校生。一見、女の子のようなかわいらしい顔立ちをしており、下に妹がひとりいる。
中学生の時に「井上ミウ」というペンネームで『青空(ソラ)に似ている』という小説を文芸雑誌へ応募したところ新人賞を採ってしまい、謎の美少女覆面作家として大ベストセラー作家になる。
しかしそれがきっかけで幼馴染の朝倉美羽が投身自殺を図ってしまい、その後も一連の出来事に対するトラウマからストレス性の過呼吸症を患い、高校進学まで家に引きこもっていた。
そうした理由から高校へ入学後も「作家になるものか」と思っていたが、文芸部の部長である天野遠子が本を食べる瞬間を目撃してしまい、無理矢理文芸部に入部させられる。
その後は遠子のために"本日のおやつ"と称して『三題噺』(3つの言葉を使っての簡単な物語)を書かされているが大抵はおかしなオチを付けて遠子を困らせている。
性格は基本的に温和で人当たりも良い。前述のトラウマから他人に深く関わるのは避けているが遠子に対してはつい容赦なくツッコんでしまう。
コノハちゃん
番外中の番外であるバカとテストと召喚獣とのコラボ後編『“文学少女”と殺された莫迦(フール)』にて登場。(『コラボアンソロジー2“文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る』に収録)
見ての通り、全く違和感の無い完璧な女装姿で木下秀吉と居合わせた際にはお互いに相手が女だと思っていた。(※秀吉は前編の『“文学少女”と乙女に集う召喚獣』で男子制服を着た心葉の姿を見ている。また、秀吉は男子制服姿である。)
このエピソードの著者はバカテスの井上堅二だが、当該シーンには原作と同じ竹岡美穂による挿絵が付いており、原作者の野村美月もあとがきで絶賛している。