概要
10年前に長野のスキー場に遊びに来ていた時に、ファミレスでマイホームの契約資金の話をしていた時に、ある人物たちに恐喝され、妻と娘を人質に取られてその場で銀行から金を下ろすように命じられ、住宅資金三千万円を奪われた。
その後は口封じのために妻と娘と一緒にクロロホルムで眠らされ、車の中に閉じ込められ、大雪が車の排ガスパイプを塞いで一酸化炭素中毒で妻と娘と共に絶命した。
この時、風邪でホテルの中にいた息子の研太郎だけが無事だった(アニメでは研太郎はスキー合宿に出かけていた)。
大らかなおじさんといった感じで、しっかり者の息子よりも抜けたところがあるらしく、本編ではモデル体型の奥さんに突っ込みを入れられている。娘は原作ではマイペースにエビフライを食べていて、アニメ版ではお母さんと仲良さそうにしている。この日は家族でお揃いのタートルネックの上着とズボンを着用していたらしい。
その他
妻、娘と共にビジュアルが判明したのは『黒魔術殺人事件』だが、『邪宗館殺人事件』に研太郎のアルバムが出ているため、初登場は『邪宗館殺人事件』である(後者は小説のため、ビジュアルが確認できない)。
原作では研也さんは息子と娘に似た薄い色の髪に黒目がちな目で、奥さんが黒髪で、アニメ版では井沢夫婦の髪の色が逆になり、娘も黒髪になった(回想シーンがセピアカラーのため、色の濃淡だけが確認できる)。
パチンコ版では娘の姿が映らず、井沢夫婦はアニメ版を色付けしたような容姿となった(研太郎の髪色がアニメ版よりも濃い色なので、黒髪と濃い栗色髪の夫婦のようになっている)。
眉毛は研也さんが太眉で、奥さんと娘さんが細眉である(ここはアニメ版とパチンコ版も変更無し)。
更なる悲劇
『黒魔術殺人事件』を収録したパチンコ台『CR金田一少年の事件簿~地獄の傀儡師~』の各事件にはタイムリープ能力を利用したアナザーストーリーが登場するのだが、『黒魔術殺人事件』のオチのみ、『黒瓜先生の仮面の裏が地獄の傀儡師ではないのを確認して安心するだけ』というあっけないものになっている。
金田一が井沢一家を助けるアナザーストーリーが見たかった人は、さぞショックだったに違いない。
- 本編のラストが似た展開なのでその展開を出す意味がなかった。
- 井沢くんが小説出身のキャラクターなため、井沢くんのトラウマを絵で説明するのが難しかった(トポロジーマジックでさえ、一枚の紙の図でようやく説明できる有り様)
等々、様々な要因が考えられる。
関連タグ
速水玲香…井沢くんとは逆の、両親兄妹の家族構成で父親のみ名前が不明で生まれたての写真がアルバムにないキャラ。