人食い火竜
ひとくいかりゅう
『ドラゴンクエストⅪ』に登場したワイバーンドッグの色違いであるボス級モンスター。
竜と言いつつ犬のような外見をしている。
ヒノノギ火山およびホムラの里に登場する。英語版での名前は「Tatsunaga(タツナガ)」。
外見は全く異なるが火山に住んでいることや生贄の儀式など、『ドラゴンクエストⅢ』のやまたのおろちを思い起こさせるイベントが多い。
物語開始前、ホムラの里の民を脅かしていたが巫女ヤヤクと息子の剣士ハリマによって退治された、とされていた。しかし、実際にはその際に人食い火竜になってしまう呪いがハリマに降りかかり、ハリマが人食い火竜となってしまう。
異変後の世界では火竜の活動が活発化したことで討伐を依頼されることになり、その過程でヤヤクも命を落としてしまう。
過ぎ去りし時を求めた後はラーのしずくで復元したやたの鏡を使うことで火竜の呪いを解くことができ、ハリマとヤヤクの命が失われることもなくなった。
PlayStation 4版ではヤヤクの部屋に日本画風の人食い火竜らしき絵が飾られている。
11Sのボイスドラマ「火竜の宿命~誕生編~」にて誕生の経緯が語られる。
『ドラゴンクエストⅩ』では、2024年12月25日に魔法の迷宮のコインボスとして実装された。
『Ⅺ』からは初めてのボスモンスターの実装であり、それに伴いBGM『果てしなき死闘』も実装されている。
炎属性の技をメインに使う他、大きく飛び上がった後に一撃必殺の特技を使ってくるなど大きく強化されている。
討伐で得られるアクセサリー「赤竜の首かざり」は、「竜のうろこ」の上位アクセであり、被ダメージ軽減の効果をもつ強力なもの。
余談だが実装前の生放送でディレクターから「どんな人がでてくるかお楽しみに」と言われていた。人食い火竜だから人ともいえるが、『Ⅺ』の物語を知っているとエグい発言にしか聞こえないと一部で話題になっていた。