概要
「令和の五・一五事件」とは、東方Projectの二次創作派生ジャンルである、ゆっくり茶番劇の文字商標が柚葉氏によって取得された一件を示す名称である。
経緯
1932年(昭和7年)に当時の内閣総理大臣だった犬養毅が海軍将校らに殺害された事件である「五・一五事件」と、2022年(令和4年)に柚葉氏がゆっくり茶番劇の商標登録を行った事を公表した日付が偶然にも一致(5月15日)し、それの前に令和を付けて作られた言葉である。
この言葉に関しては、複数のSNS利用者が発言しており、出処が複数箇所に及ぶと推定される。
また、犬養総理は「話せばわかる」として乗り込んできた将校の話を聞いたのに対して将校は「問答無用」と言って総理を撃ったが、今回の騒動の場合も柚葉氏は特許申請に異議申し立てできる期間を過ぎた時に報告し批判する者たちを文字通り「問答無用」にしてしまった。
この一連の問題についての詳細な説明は、「ゆっくり茶番劇商標登録問題」の記事に譲る。
余談
この単語は前述のように商標を巡る問題が偶然にも5月15日に発覚したことからこう呼ばれているのであり、元ネタの五・一五事件のように政治家が暗殺され、政治や社会に大きな影響を与えた事件を指すものでは無い。
しかし、この騒動から約2ヶ月後には安倍晋三銃撃事件が発生し、その後翌年4月15日には岸田文雄襲撃事件が発生するなど、戦前の事件を連想させるような出来事が相次いで発生した。
「令和の二・二六事件」が起こらないことを祈るのみである。
なお、日本国内での出来事ではないがこの騒動から2年後の2024年(令和6年)5月15日(現地時間)にはスロバキアのロベルト・フィツォ首相が遊説中に銃撃され重傷を負う事件が発生した。