概要
「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」に登場する架空の先住民族であり、本作の敵陣営。
オーストラリアのグレートババァブリーフ島(架空の島)にある立ち入り禁止区域に昔から住んでおり、常に仮面を着けている。仮面は長とオオカブトを除いて性別や階級などで決められているようである。
長を除いた大半の者は英語や外国語をほとんど喋れないが、その現地語はどこか日本語に聞こえるものが多い。
ジュンコ曰く彼らの姫がもたらす宝を独り占めするのに執着しており、殺傷行為こそはしないものの自分たちの領域に対人用の無数の罠を仕掛ける、幻覚効果のある煙玉を使う、姫の花婿候補を探すのに観光客を誘拐するなど、極めて粗暴で身勝手な部族である。
トロッコや蒸気機関車、さらにはオート三輪まで使っており、文明化を全く否定している訳ではない様である。長年、姫に花婿(生け贄)を捧げ、褒美として姫から宝を得ている。
- 長(CV:大塚芳忠)
ひろし誘拐を指示した張本人の長老。
太陽の仮面を被っており、部族で唯一片言の日本語が話せる。ひろしに「姫かわいい」、「楽に生きられる」、「働かなくて済む」と嘘をついて言い聞かせようとするなど宝を手にする為なら手段を選ばない。部下達を引き連れ、お宝を手に入れるためにひろしを姫の花婿として捧げようと画策する。
終盤で宝を手にする事に成功し、欲張って姫にもっと宝を出すように要求するが、機嫌が悪くなった姫によって海まで吹き飛ばされてしまい、最終的には海で彷徨っていたところを泳いで去っていく姫の頭に乗せられたまま退散する事となった。
- オオカブト(CV:楠見尚己)
長の側近で筋肉モリモリのマッチョマン。なぜか日本のオスのカブトムシのような仮面を着用。
こちらも終盤で姫の八つ当たりに遭い、ギャグテイストで押し潰されて地面にめり込んだ。
仮面族の手下たち。上級はワニ、中級はカモノハシ、下級と女性は草の仮面を被っている。
戦闘では弓矢を使用する。
- ぴろし(CV:宮田幸季)
ひろしに化けた影武者。野原一家を引き付ける役割を担い、オオカブトと協力して野原一家とジュンコを閉じ込めた。しんのすけやみさえが問い詰めても「ピロピロ~」としか喋らない為に、上記のあだ名が付けられた。
仮面族の姫。
仮面族はこの姫の婚姻相手としてひろしを誘拐するが、その正体は意外すぎるものだった。