演:豊嶋花
概要
原作第10条(実写ドラマ第4話)「初デート」のお客様で、片思いの相手との初デートの最中にトラックに轢かれて亡くなった女子中学生。享年15。生きていたら転校する予定だった。
デートの相手である同級生・智也は彼女持ちではあったが、「転校前の最後の思い出」としてデートに付き合ってもらっていた。
そんな中、慣れない靴を履いていたこともあって靴擦れを起こした夏加のために智也がコンビニで絆創膏を買ってこようと目を離したすきに突っ込んできた居眠り運転の大型トラックに轢かれて死亡。
シ役所で成仏のための手続きをしている最中、シ村から「きっとその方にとって忘れられない思い出になったでしょうねぇ」と慇懃無礼な死体蹴りを食らわせられてしまう。
夏加は当然怒り、シ村にビンタを食らわせた後「こんな姿で智也の心に残っても嬉しくない」と涙ながらに反論。「いつか忘れられてもいいからちゃんときれいなまま生きてお別れがしたかった」と泣き崩れたのだった。
彼女の姿はシ村の大切な人の最期と重なったようで…。
余談
エピローグの生前の写真の中に夏加の事故に関する小さな新聞記事が掲載されており、犯人は運送業の35歳の男(名前は不明)とのこと。
実写ドラマ版ではデート中に買ってもらった思い出のボールペンを拾う際に事故に遭っている。