『HERO〜アカギの遺志を継ぐ男〜』の第2次東西麻雀決戦において、敵である西側のエースの一人として登場。
概要
裏プロ四天王の一人で、『現役裏プロでは最強』と目されている。長髪が特徴。
鷹の目(ホークアイ)を自負し、百発百中で相手の聴牌形やアガリ牌を読む打法は「卓上のレーザービーム」と呼ばれる。
ホークアイの秘密
あまりの的中率から主人公の井川ひろゆきや東側陣営が当初「ガン牌や隠しカメラなどのイカサマでは?」とまで疑った佐伯のホークアイの正体。それは相手雀士を対局前から徹底的に研究し麻雀のために心理学・精神学などを身につけ、わずかな癖や表情の変化を察して牌姿や聴牌気配を読むというものだった。
特に引退前に四天王の一人だった狩野龍二のことは推しであるかの如くビデオテープが擦り切れるほど調べまくっており、「恐らく日本一のファン」「あなた以上にあなたのことを知っている」と豪語する。
但し狩野のファンというか狩野を心からリスペクトしているのは事実で、東西戦の2回戦の『手役取り蟻地獄』の途中で西軍側に薬を奪われ徐々に体調が悪くなっていき、予備の薬も取りにいけない危険な状態となったままひろゆきをサポートして勝利に導いた直後に意識不明の状態となった狩野が東軍側のヘリコプターもこない状況の中、一刻を争うくらい狩野の体調が悪化していると分かった佐伯は西軍側のヘリに乗るよう提案する。
西軍のヘリに乗っていた佐伯・四宮・朝熊は「ギャンブラーは体を壊したら諦めればいいが、自分達と違って(狩野には)帰る場所がある」と漏らし、佐伯は「あなたは裏麻雀界の至宝、天さんに次ぐNo.2と呼ばれたあなたに勝てなかった自分たちが天さんと並んで四天王と呼ばれることはおこがましい」と四天王と呼ばれている事にジレンマを感じている本音を漏らす。
また「一度でいいから赤木しげると打ってみたかった」とカミングアウトしている。