CV.古賀葵
概要
学園都市の暗部組織『屍喰部隊』所属の少女。
通称「ナル」。一人称は「ボク」。
ショートヘアの紫髪と、左目の下にあるドクロのタトゥーが特徴的。メンバーの中では一番の高身長。
ゴスロリ調の服装で小傘を持ち歩いており、これらは自身の能力で造っている。『一方通行』ではズボンを、『超電磁砲』ではスカートを着用している。
露出癖はないが人前で肌を晒すことに抵抗があるわけでもなく「田舎の川で泳いでいるわんぱく女子小学生のような感覚」とのこと。
これ以外でもリーダーが偶然遭遇した超能力者と敵対しないため咄嗟に嘘を並べた際一緒にいた薬丸が瞬時に理解し連携した一方でナルは状況を把握できず嘘を指摘しかけて取り押さえられた…など、アホの子っぽい描写が目立つ。
趣味は美術館巡りで、立体物を好んでいる。
能力
『浸紙念力(パーフェクトペーパー)』の強能力者(レベル3)
紙を媒介として行使する『念動力』
ナル自身の戦闘技術と変態的な造形センスも相まって、大能力者(レベル4)クラスの戦闘力を持つ。
念動力が通った紙はタングステン合金並の硬度と布並の柔軟性を併せ持ち、自在に変形・変化させることができる。
紙を束ねた盾、触れると爆発する紙飛行機といった武装の作成から、紙を相手に貼り付けての拘束など念動系らしい高い汎用性を持っている。
その利便性と紙の量を補うためか普段の衣服や傘などの所持品も全て能力で操った紙で構成している。
本気の戦闘では洋服や傘を分解し局部のみを紙で隠したウサギ型の特製着ぐるみを形成する。
着ぐるみそのものの形は固定化されておらずどんな場所も自由に変形させて武器や盾にすることが出来る。
掘削機や車両など精密な品も作れるが、機構や構造が複雑過ぎると形成に時間がかかり動作原理が念動力で賄えないとガワだけになる。
リーダーは「実戦能力はピカイチ」と評しており、4人の中で最も直接戦闘を得意としている。
経歴
亡本裏蔵の依頼でDAの抹消のために行動を開始。
DAのアジトの壊滅に始まり道中で遭遇した警備員の増援部隊を殲滅した。
タランチュラを戦闘不能にし依頼に従ってミサカ10046号の身柄を要求するが黄泉川とミサカの二人を庇うエステルと禍斗と戦闘となり徐々に追い詰めていく。
しかし、一方通行が戦闘に介入した後は状況が一変。
『屍喰部隊』の連携攻撃を無効化された直後清ヶが一方通行に撃破されたのを見て激昂。
一方通行へ突撃するも、圧倒的な力を前に撃破された。