この項目はR-18要素を含んでおります。
概要
催眠オナニーとは 催眠音声と称される音声作品を用いて、暗示にかかりながら行うオナニーである。
暗示によって催眠状態ないしはトランス状態になることで、深い快楽やリラックス効果、あるいは普通ならば抵抗を覚えやすい行為の受け入れ、触手に襲われるような非現実的なシチュエーションの疑似体験などを楽しむことなどができる。
ただし、暗示のかかりやすさは人によって大きく異なり、回数が必要だったり人によっては絶対にかからない場合も。
また作品の出来や相性、その時々の体調や環境で催眠状態になれるかが変わってくるため、常に誰もが楽しめる類のものではない。
無料作品もあるため、一度そもそもかかるのか試してからの購入をオススメする。
しばしば最悪死ぬ、などと言われることがあるが、これは「家族などに耽っていることに気付かれると、最悪社会的に死ぬ」の意である。一人暮らし無双の方は安心しよう。
また暗示が上手く解除出来ずに、日常生活で発動してしまう人がいる。カウントダウンのゼロで絶頂する作品が多いため、関係ないカウントダウンでイキかけてしまう、というネタがしばしば。
方法
音声作品を入手する。
音声作品は個人サイト、各種ダウンロードサイトなどで配布・販売されている。
男性向け・女性向け・ユニセックスなものといった対象や、どんな暗示をかけるかといった解説をもとに、聞いてみたい音声を選ぼう。お勧めの音声作品の紹介をしているサイトなどを参考にしてもよいだろう。
視聴の準備をする。
手に入れた音声作品はスマートホンや音楽プレーヤーなどに取り込み、イヤホン・ヘッドホンで視聴する方法が一般的である。邪魔が入らない十分な時間を確保し、布団の上などの安全かつ落ち着ける、場合によってはそのまま寝られる場所で行うのがよい。
一部の催眠音声では、再生順を編集して聴くことが推奨されるものや、小道具の用意を要するものなどもあるので、READMEを確認の上、しっかりと準備をした上で行おう。
本番
音声を聴き、その指示に従おう。
片付け
視聴が終わり催眠を解除した後、汚したものなどがあれば片付けを行う。
構成
作品によってさまざまな趣向を凝らしてあるものの、基本的には催眠誘導、本編となる様々なメインの暗示、最後に催眠解除の三つがセットとなって一作品を形成している。
催眠誘導
催眠状態へ誘導して、暗示をかけやすい状態にしていくパート。
比較的よく見られる方法としては、
- ゆっくりした深呼吸や、身体の力を抜く、まばたきや手足をそっと動かすといった穏やかで簡単な指示を重ね、音声の言いなりになる事に慣らしていく。
- 沈んでいったり浮かんでいったり、暖かな光に包まれるなどの心地よいイメージを想像させてから、だんだんと余計な事を考えられない、命令に従うことが心地よい状態を刷り込んでいく。
- 数字のカウントアップやカウントダウン、緩い規則的なリズムといった、つい意識を引かれてしまうような音を導線に指示へ従うことを自然に受け入れさせる。
などを繰り返したり組み合わせたりして、続く暗示に繋げていく。
催眠音声を催眠たらしめている部分であり、ここで催眠状態に入れるかが一つの壁となる。
メインの暗示
各作品を最も差別化している部分。
あくまでここに挙げるのは一例ではあるが、
- 異性に優しく触れてもらう暗示。
- 調教されたり、マゾ奴隷やマゾ犬に堕とされる暗示。
- 性転換して、男性なら女性の、女性なら男性の快楽を得る暗示。
- 触手や機械などの非現実的な存在に犯される暗示。
- 動物、あるいは玩具や人形、お菓子など、人間でないものになる暗示。
- 乳首のみで絶頂する、性感帯に触れずに絶頂する、射精を伴わない絶頂(ドライオーガズム)、連続での絶頂などの、通常は困難な形での絶頂。
- 女装やおむつへのお漏らしなどの特殊なプレイを、抵抗感を薄れさせて行わせる。
などなど、暗示下の妄想の中で、あるいは現実で、様々なオナニーが行える。
解除
催眠状態というのは酩酊にも近い意識のぼんやりした状態であるため、最後にきちんと意識をスッキリさせるために、ほぼ必ず収録されている。稀に他の音声作品の解除音声を流用しろと指示しているものもあるが、ともあれ何らかの形で解除を促すことは変わらない。
一晩寝ることでもまず催眠状態は解除されるため、途中で寝落ちてしまった場合はあまり気にしなくてもいいとされるが、気になるなら起きた後にきちんと聞いておこう。
余談
ボイスドラマやASMRとの隆盛
ASMRが一般的になる前から存在していた。しばしばボイスドラマと混在し、ややこしいことになっていた場合もある。
しかし催眠には全くかからない人もいること、また催眠自体に時間がかかることから、お手軽なASMRが流行るとそちらに押され気味なジャンルではある。