光兄弟(ひかりきょうだい)は、『ロックマンエグゼ』に登場する双子(一卵性双生児)の兄弟、光彩斗と光熱斗の双方が描かれているイラストに付けられるタグ。
概要
兄である光彩斗は生まれて間もなく心臓病「H.B.D.」を発症。
1歳の時手術も受けられることなくこの世を去ってしまう。
双子の弟である光熱斗は無事に成長し、父親の光祐一朗からネットナビ「ロックマン」を貰う。
そのロックマンこそ生まれ変わった光彩斗そのものであり、作中での2人の関係は兄弟であるとともに、ネットナビとそのオペレーターでもある。
このタグが付けられている彩斗のイラストには、ロックマンの姿だけではなく「もし光彩斗が生存し、熱斗と同じように成長していたら」という想像から、人間としての光彩斗が描かれていることも多い。
その事実を踏まえると、切ない関係でもある。
ちなみにこの真実は原作ゲームシリーズでしか触れられない。よってアニメ版、漫画版では明かされていない。倫理的な意味で。
なお、鷹岬諒の漫画版では裏設定として存在はしている。
兄として
ロックマンとなった彩斗は、普段はネットナビとして振舞っている。
弟である熱斗の呼び方も「熱斗君」であり、何かと世話を焼く。その様子は母親のようでもある。
しかし、兄としての顔を覗かせる時だけ「熱斗」と呼び捨てになる。
日常生活で兄として振る舞うことはなく、あくまで重要な時だけ、兄として熱斗に接している。
いずれにせよ、弟でありオペレーターの熱斗を支えるしっかり者というイメージが強い。
弟として
熱斗ははじめ、ロックマンが兄であるという事実を知らなかった。
自分の生活に口を出すうるさいネットナビだと感じ、家に放置したこともある。
それでも二人は一緒に戦ってきたが、マジックマンとの戦いでロックマンがデリート寸前に陥ってしまう。
その時初めて、父からその事実を明かされ、大きく動揺する。
事実を受け入れた後はしばらく「彩斗兄さん」と呼んでいた。
しかし、兄の希望もあり普段は「ロックマン」と呼び、彼が兄としての顔を覗かせた時だけ「彩斗兄さん」と呼ぶようにしている。
それからもネットナビとオペレーターという関係は変わっておらず、戦闘では息の合ったコンビネーションを見せる。
対面
『ロックマンエグゼ6』にて、コピーロイドという技術を使うことでロックマンが現実世界に出てくることが可能になる。
ここで初めて、触れ合える形での二人の対面が果たされた(電脳空間の場合はエグゼ3のパルストランスミッションシステムで実現)。
光兄弟の日
pixivではその日になると誕生日を祝うイラストが投稿される。
関連イラスト
関連タグ
リュミエール兄弟 - リュミエールは「光」を意味するため、現実世界の光兄弟と言える。