光差す未来へとは、遊戯王5D's最終回放送を記念したイラストに付けられるタグである。
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概要
2011年3月30日の放送をもって、無事大団円を迎えたTVアニメ遊戯王5D's。
この日の放送は1時間スペシャル・2本立てで行われ、前半部分に当たる第153話のタイトルが「ぶつかり合う魂!」であり、後半部分、真のラストパートのタイトルとして使われたのがこの言葉である。
同話ではいきなり主要キャラ達の8年後の未来の姿が描かれている。龍亞はライディングデュエリストを目指しておりDホイールに龍可を乗せて大学に送っており、ジャックはデュエルキングになり、クロウは自分の力を試すためソロリーグでジャックに挑戦しようとしていて、アキは医者として後輩看護師を励ましていた。そこから現代に移り遊星とジャックのデュエルの決着、それぞれの未来へ旅立つためシティを去るチーム5D'sメンバーの姿が描かれた。
遊戯王5D'sを支えたシンクロ召喚時の台詞は、決闘者・召喚モンスター毎に様々であったが、その中でも主人公、不動遊星がシンクロ召喚を行う際の台詞には共通して「光差す道となれ!!」というフレーズが含まれていた。
最終話のタイトルはこれを踏まえて付けられた物であり、正に不動遊星とその仲間達の絆の物語であった、遊戯王5D'sのラストエピソードを飾るに相応しい物であると言える。
同話では遊星のサテライトの仲間でもあるラリードーソン・ナーヴ・タカ・ブリッツも久々に登場。またジャックのレッド・デーモンズ・ドラゴンに対して遊星が最後にシンクロ召喚したのがジャンク・ウォリアー。そして1期OPの再現を行ったりと過去から未来へと繋がっていくストーリー・人物達の姿に華を添える役割も、この言葉は果たしている
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俺たちの未来はこれからだ!!
…と、最終回、ひいては遊戯王5D'sのストーリー全体を素晴らしく纏めるこの言葉であるが、忘れてはならないことがある。
遊戯王5D's第154話の正しいタイトルは、「光り差す未来へ」である。