円盤獣フイフイ

えんばんじゅうふいふい

円盤獣フイフイは巨大ロボットアニメ『UFOロボグレンダイザー』に登場したベガ星連合軍が使用するロボット兵器である。

概要

TVアニメ第7話「たとえ我が命つきるとも」に登場した円盤獣。

円盤獣のタイプとしては本体から頭と手足が内部からせり出す各部伸縮型に該当する。

後述の通りTVアニメ本編ではグレンダイザーと交戦しないまま、味方に破壊されてしまっている。

全長30メートル、重量310トン。

動力は反重力エンジン。

円盤形態では外縁部から刃を出して回転しながら突撃する体当たり攻撃を行う。

ロボット形態では口から破壊光線を発する。背びれのように見える白い部分は大型のブーメランになっている。また両腕の外側には格闘戦用の刃が装備されている。

ブラッキー隊長の指揮の下、マザーバーンに搭載されて地球攻撃に向かっていたところ、不審な円盤が接近してきたため急遽出撃する。

不審な円盤に対して、同時に出撃したミニフォーと共に攻撃を開始するものの、武器はことごとく通じず、最後は円盤形態で体当たりを仕掛ける。しかし正体を現した不審な円盤＝円盤獣ギンギンにより破壊されてしまった。

同じ話に登場したゴーマン大尉の操縦する円盤獣ギンギンの方がメインであり、フイフイはグレンダイザーと交戦すらしていない。そのためマイナーな存在だが、スーパーロボット大戦64ではなぜか登場している。

2023年に発売されたゲーム版でも登場する。チュートリアルを兼ねた序盤ステージを終えたところにブラッキー隊長の指揮下で襲いかかってくる最初のボス敵としてまさかの抜擢。

チュートリアルを終えたばかりで操作に不慣れなプレイヤーに対し、容赦のない激しい攻撃を加えてくる。TVアニメで見せた攻撃は全て再現されている。

最終ステージでもグレンダイザーの前に出てくるが、ゴーマン大尉搭乗の円盤獣ギンギンに破壊されてしまったため残骸がオブジェとして最終ステージに残っている。