概要
劇場版マジンガーシリーズ『UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー』に登場する円盤獣。
円盤と思われる3つのコアらしき部分があり、その周囲を帯電エネルギーで構成しているという他の円盤獣とは全く異なる機体となっている。
作中での活躍
ベガ星連合軍の大幹部であるバレンドス親衛隊長の指揮下にあり、バレンドスの専用母艦に格納されていた。
物語終盤、グレンダイザーと兜甲児に奪い返されたグレートマジンガーの猛攻撃に対処するため、出撃する。
帯電エネルギーで構成された機体のため、グレートブーメランなどの実体のある攻撃はすり抜けてしまう。
帯電エネルギーによる熱攻撃でグレンダイザーを炎上させるが、グレートタイフーンで炎を吹き飛ばされた後、デュークに対処法を看破され反重力ストームとブレストバーン、ハンドビームで帯電エネルギーを分解されてしまう。最後の抵抗として、バレンドスの母艦の外壁に足がハマって動けなくなったグレンダイザーに体当たりしようとするが、グレンダイザーはグレートマジンガーに抱えられて離脱。コアコアは母艦に激突しバレンドス諸共に大爆発してしまった。
グレンダイザーU
第9話「光を覆う闇」に登場するベガ星連合軍試製光波円盤獣。
本作ではバレンドスではなくズリルの配下で、さらに無人機ではなくズリル自らパイロットとして搭乗している。
中央にコアがあると思われる*マーク型の本体とビットのようなサブユニットが浮遊しているという外見をしておりこれまでのアレンジとも異なる、異質な形状の円盤獣となっている。
また武装はサブユニットからのに各サンビームだけだが、原典で特徴的だった帯電エネルギーはなく、本作では中央部にある本体からビームなどの光線技を吸収、ビット上のサブユニットから跳ね返して放つというカウンター要素が強い能力を持っている。また、コアを接近戦用武器で破壊後も原典に近い帯電エネルギーフィールドを展開、相手を拘束する能力も持っており作中マリアの乗るドリルスペイザーを拘束する活躍を見せた。
第10話『立ち上がるエックス』でダブルスペイザーとドリルスペイザーを圧倒するものの、出撃したマジンガーXに本体を直接握り潰され、大爆発した。
関連作品での登場
癖が強い敵キャラのためか、『スーパーロボット大戦シリーズ』でも参戦機会に恵まれなかったが、グレンダイザーのストーリーが展開される「MX」では原作通り、バレンドスの指揮の下で登場する。
長射程の武器で狙い撃ちしてくる面倒な敵だが、物理攻撃をすり抜ける特殊防御は再現されていない。
おまけにバレンドスの切り札は量産型グレートマジンガーになっている。